SaaS
SaaSサービスの代表例をご紹介|SaaSの仕組みや選ぶポイントも詳しく解説します
クラウドサービスのひとつであるSaaSは、現在多くの企業が注目するサービスです。
インターネットが普及した現代において、ビジネス環境は常に変化しています。
その中で、業務の効率化や他社サービスとの差別化は重要な課題であり、常に改善をしていかなくてはなりません。
そこで有効なのがSaaSですが、導入には仕組みや選ぶポイントなどを知らなければ、自社にあったベンダーのサービスを選ぶことはできないでしょう。
本記事ではSaaS導入例を踏まえて、仕組みや選ぶ際のポイントなど情報を解説します。本情報を参考に、自社に適したサービスを選んで、さらなる躍進に役立ててください。
企業のクラウドサービス導入率は高い
自社にSaaS導入を検討する前に、企業のクラウドサービスの導入率についても把握しておきましょう。
企業におけるクラウドサービスの導入率は年々増加の傾向です。 総務省の情報通信白書によるとクラウドサービスを一部でも利用している企業の割合は、約6割にも及ぶ結果を示しています。
前年の導入率からの比較によると、6%も上昇している結果です。
現在、半数以上の企業がクラウドサービスを一部でも導入し業務を進めている状況で、効果があったと感じている状況になります。
クラウドサービスの種類
クラウドサービスの現状の導入状況については把握できましたが、次はクラウドサービスの種類を押さえていきましょう。
クラウドサービスは大きく分けて3種類に分けられます。どれも業務には役立ちますがカバーする領域が異なりますので、特徴を押さえましょう。
IaaS
クラウドサービスのひとつに、IaaSがあります。正式名称はInfrastructure as a Serviceです。
このサービスは、インターネット上に仮想サーバー・ハードディスク・ファイアウォールといったのインフラ部分を提供する仕組みになります。
クラウドサービスの中では最も開発の自由度が高いことが特徴で、料金は月額制度あるいは重量課金制度で提供されるケースが多いです。
しかし、プログラムを開発する際に必要な環境は最低限のものしかなく、開発には専門の知識が必要になってくることも特徴として覚えておかなければなりません。
PaaS
ふたつ目のクラウドサービスとして、PaaSがあります。正式名称はPlatform as a Serviceです。
このサービスは、ランタイムやデータベースなどを提供するサービスであり、インターネットを通じてシステム・アプリケーション・ソフトウェア開発などが可能となります。
料金は、月額制度または従量課金制度を採用しているケースが多いです。また、開発側がコードの記述に専念できる点が大きな特徴として挙げられます。
SaaS
SaaSの正式名称はSoftware as a Serviceです。
インターネット上でサービスを提供する仕組みであり、ソフトウェアやアプリケーションの機能をネットワーク経由で利用可能になる点が特徴になります。
オンデマンド型ソフトウェアやホスト型アプリとも呼称され、料金体系は月額制度あるいは年額制度を採用しているケースが多いです。
SaaSの仕組み
クラウドサービスそれぞれの特徴を押さえたところで、次はSaaSの仕組みを把握して、自社に適しているかどうかも検討しましょう。
SaaSにおいて、ユーザーはインターネット接続環境でWebブラウザなどを通してアクセスすることで利用できる環境となります。
従って、アクセスの際には端末などのサーバーやストレージといった部分を経由することがないので、構築と運用管理の手間が必要なくなるのです。
開発側の責任範囲はデータ部分、つまりレイヤーのみとなるので、アプリケーション内部のユーザー固有設定部分以外は全く操作することはできません。
より詳しくSaaSの仕組みについて知りたい方は、弊社にご相談ください。
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SaaSサービスの代表例
SaaSの基本的な仕組みが把握できたところで、次はSaaSサービスの代表例を解説します。具体的なサービス例を知ることができれば、自社への導入もよりイメージしやすくなるでしょう。
Dropbox
Dropboxはクラウド上で、さまざまなファイルを保管できるストレージになります。
一般ユーザー向けの無料版から、機能を強化したDropbox Businessといった企業向けのものまで備えるクラウドサービスです。 スマートフォン・タブレット・PCなど端末を問わず使用でき、インターネットにアクセスできれば場所を問わず使用できます。
Evernote
Evernoteは仕事を進めるうえで便利なツールの代表例です。メモを作成したり保存することが可能なアプリになります。
PCなどにあらかじめ搭載しているメモ帳アプリでは文字しかメモをとることはできませんが、Evernoteでは画像・動画・位置情報なども記録が可能です。
そして、それらをクラウド上に管理するので、インターネット環境に接続できていれば端末を問わず確認できるようになります。
プランはフリープラン・パーソナルプラン・プレミアムプランとあり、無料のものから使えるプランもあるので大変便利です。
Slack
コミュニケーションツールに関するクラウドサービスの代表例がSlackになります。
アカウント同士でチャンネルと呼ばれるワークスペースを作成・共有し、コミュニケーションを図れるツールです。
共有しているチャンネル上では、メッセージ以外にもツールやファイルを共有できるので円滑なコミュニケーションを可能としています。
基本的な機能のみであれば無料で使用できるフリープランがおすすめです。
しかし、組織やチーム規模の大きさに応じて対応機能を増やしたいのであれば、機能充実度によっていくつかの有料プランも用意されています。
kintone
サイボウズが提供するkintoneもクラウドサービスの一種です。
kintoneが提供するのはグループウェアとしての機能であり、スケジュール管理・プロジェクトの進行具合・タスクの管理といったデータを共有することができます。
スケジュールやプロジェクト管理は進行するとともにデータ量が増えていきます。共有するにもかなりの手間や時間がかかってしまうでしょう。
それを円滑化・効率化をしてくれるのがkintoneです。メッセージやり取りなどの機能も有しています。
Adobe Marketo Engage
Adobe Marketo Engageはマーケティングを自動化するクラウドサービスのひとつです。
異なるチャネルで顧客情報を管理している場合、各チャネルでのマーケティングは可能ですが、集約・整理してのマーケティングは非常に手間になります。
しかし、マーケティングにおいては、一元管理のもと見込み客の洗い出しなども行わなければなりません。それを可能とするのがAdobe Marketo Engageです。
メール配信や見込み客を段階に合わせてスコアリングといった作業も自動で行えます。
SaaS導入のメリット
SaaS導入を検討するのであれば、導入にあたって得られるメリットについても理解しておかなければなりません。
得られる効果を把握したうえで導入し、自社への効果を最大化しましょう。
メリットとしては次の項目が挙げられます。
低コストで導入が簡単
場所や端末を問わずアクセスできる
複数人での同時作業を行える
運用の負担が少ない
SaaSはベンダーが用意したシステムを導入するだけで、簡単に共有できる環境になるので非常に簡単です。
自社でサーバーを用意するなどの手間がかかりません。 さらに、その導入もコストが比較的低いことも特徴です。
クラウドサービスを導入するコストは従量課金制であるため、必要な分を調整して導入できます。
利用のための環境構築を自社で行わなくていいのでメンテナンス費用も発生せず、最小限のコストで利用できる点は大きなメリットです。
さらに、インターネット接続環境下であれば、場所と端末を問わずアクセスできる点もメリットになります。
ソフトウェアはアカウントごとに設定されているので、オフィス・自宅・外出先を問わずアクセス可能です。
そして、アカウント情報が同じであれば、端末が異なっても全く同じサービスを利用できます。
また、複数人での同時作業を可能とする点も大きなメリットです。複数人でファイルを共有できるので、別の誰かが編集している作業を常に保存し反映してくれます。
ファイルの管理と業務効率化に非常に有効です。
さらに、運用コスト面においては、ベンダーが常にアップグレードしセキュリティ運用においても責任を持って行ってくれているため自社の運用コストは最小限ですみます。
常に最新状態のソフトウェアを使用できるのです。
自社に最適なSaaSを選ぶことが大切
SaaSはコストを削減したうえで、自社内のファイルの共有など大きく効率化に貢献してくれます。
しかし、種類が豊富であるため、導入を考えるのであれば自社に最適なものを選ぶことが大切です。
例えば、自社でコミュニケーションに特化したクラウドサービスを必要とするなら、Slackのようなコミュニケーションをメインとしたツールを選ぶ必要があるでしょう。
またマーケティングをメインに強化を図りたいのであれば、Adobe Marketo Engageのような専門的な機能を備えたソフトウェアである必要があります。
自社の目的を明らかにして最適なSaaS選びを行いましょう。
SaaSを選ぶポイント
ここからは、SaaSを選ぶポイントを解説します。導入のメリットや具体例については把握できましたが、自社に最適かは別の話です。
注目すべきポイントを押さえて、自社に最適なものを選ぶようにしましょう。
価格
価格については注目すべきポイントです。導入時のコストだけでなく、導入後のコストにおいても注目しましょう。
クラウドサービスは、自社で開発・運用するよりも安い価格で導入・利用できます。
しかし、大企業の場合、グループ全社や社員全員分を導入するとなると、価格は大幅にかかります。
必要に見合う範囲で導入するなど、価格には注意して導入する必要があるでしょう。
また、クラウドは安いというイメージを持つ人が多い傾向ですが、導入後のことを考えればこのイメージには注意が必要です。
コスト削減に向けて導入しても、結果的には目的を達成できなかった場合、せっかくの導入コストが見合わない問題が生じます。
そうならないためにも導入時と導入後のコストに注目して選びましょう。
機能
機能も選ぶ際のポイントです。自社において、どんな機能を求めるのかをしっかりと吟味しましょう。
コミュニケーションをメインにファイル共有などの機能をサブ機能としてほしいのか、ファイルや編集を同時に行う機能がメインで欲しいのかによって、会社にあったクラウドサービスは異なります。 目的はマーケティングの機能であるにもかかわらず、コミュニケーションツールを導入しても全く意味がありません。
せっかくの導入コストも無駄になってしまいます。そうならないためにも機能面も重視して選びましょう。
サポート体制
サポート体制が整っているかについても注目して選ぶ必要があります。
提供されるクラウドサービスがいかに充実した機能であっても、それを使うのは企業側です。
そのため、運用中に何かわからないことがあればすぐにサポートしてもらえる体制が整っているかどうかも大切なポイントになります。
連絡がつながりづらい・問い合わせてもすぐの対応をしてもらえないなど、サポート体制が整っていないようであれば万が一の際に不安が残るので、注意しましょう。
セキュリティ体制
セキュリティ体制についても選ぶ際のポイントです。
ベンダー側がセキュリティには力を入れて責任をもって管理してくれているとはいえ、クラウド上にデータを預ける以上情報管理は非常に重要です。
操作を誤り情報流出を起こす可能性も考えられますし、ハッキングなど外部からの悪意ある操作によって情報漏洩を起こす可能性も考えられます。
そういった際の対策やバックアップ体制についても選ぶ際の検討材料にしましょう。
ベンダー企業の将来性
ベンダーの将来性も注目すべきポイントになります。
ベンダーが倒産や事業からの撤退を行えば、当然ベンダーが提供するソフトウェアも利用を続けることはできません。
自社に最適なソフトウェアが見つかったとはいえ、ベンダーの将来性が無ければいつサポートが終了するかわからないので、導入すべきかどうかは判断の迷うところになるでしょう。
クラウドサービスの業界は、新興企業も多く大手だからといっても安心できない状態です。
そのため、将来を予測することは簡単ではありませんが、これから利用することとなるベンダーの将来性はチェックしておきましょう。
より詳しくSaaS選びのポイントついて知りたい方やお悩みの方は、弊社にご相談ください。
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SaaSの導入にはコンサルティング会社の利用も有効
SaaS導入は、業務の効率化などこれからの企業の環境をより良くしてくれる見込みがあります。
しかし、多くのクラウドサービスの中から自社に最適なものを見つけることは非常に大変です。
自社の課題を洗い出しサービスを比較する中で、どれが自社にふさわしいか疑問や悩むこともあるでしょう。
その際にはコンサルティング会社を利用して導入を進めることもおすすめです。
まだ表面化していない潜在的な課題を洗い出すことにも役立ってくれ、最適なサービスを選定することにも役立ってくれるでしょう。
自社に最適なSaaSを導入したいなら
これからSaaS導入を検討し、コンサルティング会社を利用して検討を進めたいと考えているのであれば、弊社をご利用ください。
弊社では、SaaSのメリットを最大限活用し、企業課題解決の支援を行っています。
導入から課題解決まで企業と一丸となり取り組んでいくので、ぜひ一度ご相談ください。
専門の担当者が、丁寧なヒアリングを行ったうえで、最適なサービスと課題の早期解決に向けて提案を行います。
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SaaSを導入して企業の課題を解決しよう
クラウドサービスであるSaaSは、今後の企業の効率化や業務の環境を整えるうえで非常に役立つサービスです。
自社に課題に最適なサービスを導入できれば、業績アップにもつながる可能性もあります。
しかし、導入するのであれば、課題や目的に合わせた最適なサービスを選ばなければなりません。
そのため、疑問が生じたりサービスについての悩みを抱えることもあるでしょう。 その際は、弊社にご相談ください。共に課題解決に向けて取り組んでいきます。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています。
しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。 SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
- SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
- SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
- SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。
それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。 しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。 SaaS事業者の皆様には、高品質で低コストなシステム連携の実現をご期待いただけます。
SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
弊社が開発・運営する「SaaStainer」は、この課題を解決しSaaSの本来のチカラを引き出します。
API連携などのノウハウがなくても、アカウントを作成しアプリにログインすることで簡単に連携を実現します。
SaaS間の連携開発に特化した弊社が、企業の業務フロー全体を改善することで、SaaS本来のチカラと企業本来のチカラを引き出します。
SaaSサービスを比較するポイントを解説|SaaSサービスを選ぶ際の注意点も解説します
SaaSは大企業だけでなく中小企業のビジネスにおいても広く利用されています。
その目的は業務の効率化とコスト削減ですが、SaaSのメリットを受けるためには自社に合ったサービスを選び正しく運用することが欠かせません。
大幅な業務の効率化が期待できるといわれても、どのような基準で選べば良いのか分からないのが現状ではないでしょうか。
どれだけ有名なSaaSサービスであったとしても、自社に合わないものを導入しても期待できる効果が出るとは限りません。
そこで今回はSaaSサービスを比較するポイントと選ぶ際の注意点について解説していきます。
SaaSサービスは多種多様
SaaSとは「Software as a Service」の略で、サービスとしてのソフトウェアを意味します。
従来はソフトウェアを一括で購入して各パソコンにインストールする手間がかかりました。
しかし、クラウドサービスであるSaaSを利用すればインターネットを経由してアプリケーションが利用できます。
インターネット環境さえあればどこからでもデバイスが違ってもアクセスでき、しかも同時に複数人が利用できるのが特徴です。
導入する際の環境構築が不要なため初期費用が抑えられ、使った分だけ料金を支払うだけでメンテナンス費用もかかりません。
SaaSサービスの最大のポイントは簡単なビジネスチャットから会計ソフトまで、提供されるサービスは多岐にわたります。
そのためどのサービスを選ぶかがSaaSサービスを成功させるポイントです。
SaaSサービスの主な活用シーン
SaaSのサービスはBtoC・BtoBを問わずあらゆる領域で拡大を続けています。 ここでは代表的なサービスをあげて解説しましょう。
グループウェア
グループウェアとは社内で情報共有する際に使うツールが組み込まれたソフトウェアで「kintone」・「Asana」・「J-MTTO」などがあります。
既に社内SNSを利用している方もいらっしゃると思いますが、グループウェアはそうしたコミュニケーションツールだけでなく会議予約・ファイル共有までできるツールです。
ファイルを見ながら同時に複数人とチャットができるためビジネスの効率が向上します。
また、月額料金もリーズナブルであり、基本料金で多くの機能が利用できて画面も見やすく操作も簡単です。
ビジネスチャット
ビジネスチャットには「Slack」・「Chatwork」・「Microsoft Teams」などがあります。
テレワークが進み今後さらにビジネスコミュニケーションが求められるなか、チャットを利用する企業が増えます。
ビジネスチャットでは現場で使いやすい・セキュリティに長けている・低コストのツールほど需要が高いです。
ビジネスチャットツールはAPIと連携することでWebメール・ファイル共有・勤怠管理・ビデオ会議などの管理もできるようになります。
例えば「Slack」は世界150ヶ国以上、アクティブユーザー数1,200万人以上と世界No.1のツールです。 連携可能なアプリケーションは900種類を上回り、年々増加しています。
会計ソフト
会計ソフトにはマネーフォワードクラウド・freee会計・やよいの青色申告オンラインなどがあります。
会計ソフトは帳票入力・集計・仕訳・決算の処理が一括で管理できるクラウド型のシステムで経理・会計業務の効率化・負担軽減ができます。
クラウド型のためアップデートが不要で常に最新のシステムが利用可能です。 また、外部システムとの連携ができるためクラウド会計システムは大きなメリットがあるといえます。
さらにインターネット環境さえあればどのデバイスからでも利用が可能で、在宅勤務や外出先からでもデータ管理ができます。
CRM
CRMとは「Customer Relationship Management」の略で、「Salesforce Sales Cloud」・「eセールスマネージャーRemix Cloud」などがあります。
顧客との情報や関係性を管理するためのツールで、CRMを活用すればカスタマーサクセスが効率的に行えます。
以前と比べて新製品を開発しても差別化が困難な時代において、既存顧客を満足させることが重要です。
顧客情報を分析することで顧客が求めるニーズが分かり、リピートのための個別提案が可能になります。
プロジェクト管理
プロジェクト管理はプロジェクトの目標・スケジュール・プロジェクトチームのタスク管理を可能にするシステムです。
主なツールに「Trello」・「Wrike」・「Redmine」などがあります。
このツールを利用すれば複数のプロジェクトの進行状況が把握でき、目標を設定してメンバーに割り当てられた業務・作業内容などの進捗が管理できます。
プロジェクト管理はツールによって機能や得意分野が異なるため、導入目的・解決したい課題を明確にして自社に最適なツールを選びましょう。
SaaSサービスを比較するポイント
自社において、SaaSサービスを導入する目的・解決したい課題を明確にできたら導入すべきサービスを比較して自社に合うツールを選びましょう。
ここではSaaSサービスを比較するポイントについて解説します。
機能
SaaSサービスで大切なのがその機能と自社の業務がマッチングしているかです。 ベンダーがすすめるツールをそのまま導入しても、現行の業務に活用できないことがあります。
こうしたミスマッチングを避けるためにもツールの性能や仕様をしっかり理解しましょう。 気になるツールがあれば契約する前に実際に運用してみて自社に最適なサービスを選択してください。
セキュリティ
クラウドサービスを導入するにあたって重要なポイントはセキュリティです。
SaaSサービスでは取引に関するメール・顧客管理・経費精算ツールなどを利用する場合、個人情報・機密情報を取り扱います。
こうした情報は企業にとっては重要な財産であるだけでなく、一度流出すれば信頼を失い、多大な損害を被りかねません。
下記のポイントに注意してセキュリティを比較しましょう。
ユーザーデータのセキュリティ アカウント・権限情報 通信体制 SaaSサービスは顧客データや社内のファイルなどベンダー側に預けることになるため、これらのポイントに注意する必要があります。
料金
SaaSの料金を比較する際は、単純に月額料金を見比べないことが重要です。
特に注目するのは契約期間・形態であり、SaaSサービスには利用した人数・機能・通信量に応じて料金が変わるものもあります。
定額制か従量制かによっても料金の差は大きくなりがちです。まずは自社の業務を洗い出し導入するサービスでどれだけのコストが軽減されるかシミュレーションしてください。
口コミ
SaaSサービスを導入するにあたり、口コミを参考にするのもおすすめです。
クラウドレビューには「使いやすさ」・「管理のしやすさ」・「サポート品質」・「価格」などあらゆる観点から口コミが寄せられています。
さまざまな観点から自社に最適なサービスを絞り込むことができます。
特に初めて導入を検討されている企業にとっては、導入後のサポート体制も確認しておきたいポイントです。
また、こうした口コミは月ごとに更新されるものがあり最新の情報が収集できるのもメリットです。
知名度・実績
SaaSサービスを比較する際に知名度・実績にも注目しましょう。
どのような企業が利用しているのかが分かれば安心感があり、採用する企業の実績が多ければそれだけサービスの質が高く、顧客との信頼関係が深いということになります。
知名度・実績があるサービスはインサイドセールス・マーケティング・カスタマーサクセスなどにおいても導入後に十分な効果を発揮しています。
比較サイト
比較サイトを利用すれば、SaaSサービス導入を検討する際にサービスが自社の解決すべき課題にとっていかに有益か知ることができます。
例えば国内最大級の「ITreview」はBtoB向けの専用レビュープラットフォームで、比較するカテゴリーは300以上もあり口コミ評価をもとにサービスが自社に合うかどうか判断が可能です。
また、ITreviewを効果的に活用するためのサポートアイテムが充実していて、料金はFreeプランから有料プランまでありさまざまな機能・サービスがあります。
ほかにはIT製品のサービス導入・購買を支援する会員制「TechTargetジャパン」、法人向けクラウドサービス紹介サイト「アスピック」、SaaSやITサービスの比較検討支援サービスの「PROCURE」などもあります。
ビジネス向けのSaaSサービスの導入をご検討でしたら、ぜひ弊社にご相談ください。
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弊社ではお客様にあった最適なSaaS導入の支援事業を行っております。
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SaaSサービス選びではベンダーの将来性にも注目
SaaS市場は競争が激化してきていて、ベンダーも大手企業だけでなく新興企業の成長も著しくなっています。
SaaSサービスを選ぶ上で大切なのは、ベンダーがどのような長期的展望を持っているかも判断ポイントのひとつです。
将来に向けての技術的展望や利用拡大によってどこまでサポートできるのかによって、ベンダーの信頼度が図れます。
将来の状況によってはSaaSサービスの提供を停止することもあるかもしれません。
ユーザー企業は一度SaaSサービスを業務で活用すると途中から変更することは容易ではないため、ベンダーの将来性を十分検証する必要があります。
SaaSサービスを選ぶ際の注意点
SaaSサービスを導入する際の注意点について解説していきます。
導入の目的を明確にしておく
SaaSサービスの導入に失敗した企業の多くは、導入の目的が曖昧なままベンダーにいわれるまま導入したケースが少なくありません。
業務を効率化したいからという理由だけで導入を決めるのではなく、SaaSを導入して何をしたいのか目的を明確にすることが重要です。
はっきりとした目的を持って検証した上で導入したSaaSサービスならコストが軽減され業績にプラスに働き、従業員もやる気を持って活用していきます。
評判が良くても自社に合うとは限らない
SaaSサービスは汎用的なツールのため個別にカスタマイズが難しいのがデメリットといえます。
そのため、いくら評判が良くてもそれがそのまま自社の業務とマッチングするとは限りません。
導入後に使わなくなるケースも多くみられるのは、その仕様と自社のシステム・業務プロセスとアンマッチだったからです。
こうしたことを避けるためにも契約前にベンダーとよくコミュニケーションをとり、トライアル期間を設けて業務担当者に利用してもらうことが欠かせません。
複数サービスを試してみる
SaaSサービスの導入を検討する際にはいくつかのサービスを実際に試してみることをおすすめします。
ひとつのベンダーだけで検討すると本当に自社の最適なサービスかどうか比較ができません。
SaaSサービスを比較するサイトはいくつかありますが、やはり実際に使ってみなければその効果はわからないものです。
多くの場合、無料トライアル期間がありますから目的や要件に沿っているか検証してみてください。
SaaSサービス契約時に確認すべきSLA
クラウドサービスの契約は「基本契約」と「SAL(Service Level Agreement)」で構成されています。
特に注意したいのはSLAであり、サービスの内容・サービスの範囲・提供期間など品質に関する事項が明記されていて、これはSaaS運用の根幹に関わるものです。
企業向けのサービスととりわけ重要なものがサーバーの稼働率であり、SALには稼働率の範囲のみサーバーを補償するといったものが一般的です。
ベンダーによってサーバー稼働率は異なることから、補償する範囲もそれぞれ確認する必要があります。
補償する範囲が広ければそれだけコストが高くなることを意味しますから、仮に途中から利用しなくなったサービスでもコストが発生することだけは覚えておきましょう。
SaaSサービスの稼働状況を管理して、途中で利用しなくなったサービスはすぐに解約することをおすすめします。
SaaS管理ツールの比較も重要
SaaSの利用状況やコストを可視化できるSaaS管理ツールは重要になっています。
増え続けるSaaSに対応するためには従来のような管理体制では負荷がかかるだけでSaaSを導入したメリットも限られたものでした。
そこでSaaS管理ツールを導入することで運用コスト削減・セキュリティの維持・社員の利便性が向上します。
自社でSaaS管理ツールを選ぶポイントは既に導入しているサービスに対応しているかです。
注意する点はどの程度の効率化が実現できるか・管理画面の分かりやすさ・セキュリティ対策などです。 SaaS管理ツールを比較してみて導入後に課題はないか検証しましょう。
ビジネス向けのSaaSサービスの導入をご検討でしたら、ぜひ弊社にご相談ください。
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SaaS管理ツール導入についてご提案させていただきます。
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SaaS管理ツールを比較する方法
SaaS管理ツールはサービスとアカウントが一元管理できるのがメリットで、利用していないツールを解約したり使用頻度が高いツールを補強したりすることで最適化が図れます。
SaaS管理ツールには下記のツールがあります。
- ジョーシス
- Bundle
- デクセコ
- メタップスクラウド
- ITBord
- マネーフォワード
- IT管理クラウド
- YESOD
- zuora
これらの管理ツールを比較しながら導入を検討されてはいかがでしょうか。
ジョーシスは社員一人ひとりのSaaSの利用状況が把握でき、API連携が可能です。また、デバイス導入時点からサポートができます。
BundleはSaaS管理に特化したツールで、アカウントの自動生成機能付きで未知のユーザーを自動検知して通知するセキュリティサービスが強みです。
デクセコは利用状況やコストが見える化できるのがメリットで、アンケートを定期的に自動で送ることで棚卸しや見直しが効果的にできます。
メタップスクラウドはID・パスワードがシングルオンのため業務の効率化につながります。
ITBordはSaaSデータを可視化することに優れた管理ツールで、契約更新前に通知がくるためその都度利用中のサービスが必要かどうか見直しできるのがメリットです。
マネーフォワードIT管理クラウドは100以上のSaaSツールと連携ができるのが最大の強みで多くの企業に利用されています。 セキュリティリスクがあればすぐに通知してくれるため情報漏洩を未然に防げます。
YESODは人事面での悩みに特化した管理ツールで、退職した社員を含め社内移動や組織図が記録され続けるため即座に確認ができるツールといえるでしょう。
zuoraはSaaS業界でも先駆的な取り組みで実績を上げている会社でzoomやMicrosoftなどのSaaSツールを提供している会社の支援を行っています。 そして、さまざまなツールの改善に貢献する制作者向けのプラットホームを展開しています。
SaaS導入で悩んでいるなら
SaaS導入の目的は運用保守の負担軽減・多様な働き方推進・業務の効率・内部統制の強化などです。
しかし、初めてSaaS導入で専門の知識がないためどのサービスを利用すれば効率化が実現できるのか悩んでいる企業も少なくありません。
導入して失敗した企業もあるため、なかなか一歩が踏み出せない方はSaaS導入のコンサルティング会社である弊社にご相談ください。
ユーザー企業が抱える課題をヒアリングしながら洗い出し、解決に向けての提案をさせていただきます。
ユーザー企業と認識を共有することで導入後のミスマッチが防げます。 また、サービスを導入したら終わりではなく充実したサポート体制を敷いて強力にバックアップしていくため安心です。
https://www.strategit.jp/contact/
SaaSサービスで企業の課題を解決しよう
SaaSサービスを比較するポイントと選ぶ際の注意点について解説してきました。
企業にとって業務の効率化は大変重要な課題ですが、SaaSを導入して具体的にどのようにすれば良いのか悩んでいる企業がたくさんあります。
SaaSの導入によって、現行の業務がどのように効率化され負担が軽減されるのかシミュレーションをして納得した上で導入することが大切です。
導入後に失敗しないためにも弊社がユーザー企業の課題を精査分析し、最適な解決方法を提案します。
無駄なサービス導入を防ぎ、最適なSaaS利用の実現に向けて弊社と一緒に踏み出しましょう。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています。
しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。 SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
- SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
- SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
- SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。
しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。 SaaS事業者の皆様には、高品質で低コストなシステム連携の実現をご期待いただけます。
SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
弊社が開発・運営する「SaaStainer」は、この課題を解決しSaaSの本来のチカラを引き出します。
API連携などのノウハウがなくても、アカウントを作成しアプリにログインすることで簡単に連携を実現します。
SaaS間の連携開発に特化した弊社が、企業の業務フロー全体を改善することで、SaaS本来のチカラと企業本来のチカラを引き出します。
SaaSの料金体系の種類や特徴を徹底解説|SaaSの料金設定例や料金を設定するポイントもご紹介
SaaS企業にとって料金設定は最も重要であり、どのように設定すべきか悩むところでしょう。
SaaSビジネスの成功のためには、料金体系を知り料金の設定ポイントを押さえることが大切になります。
こちらではSaaSの料金設定について解説しています。料金設定例の紹介もしているので参考にしてください。
SaaSの料金設定に迷う企業は多い
SaaS企業にとって重要な位置づけにある料金設定ですが、その設定に迷う企業が多いのが実情です。
その理由のひとつには価格設定には確立した考え方が無く、方法は無限であることが挙げられます。
そこで必要となるのが価格に差別化を持たせることです。それには料金体系別のプランを用意するとよいでしょう。
一つのプランだけでなく、複数のユーザーに異なるプランを販売することが利益につながることも多いのです。
例えば料金体系別プランは同じサービスであっても、ユーザーごとに異なる価格で設定し提供することです。
SaaSの料金体系にはどのような種類があるのか解説していきましょう。
SaaSの料金体系の種類
SaaSの料金体系は価格設定モデルとも呼ばれ、大きく分けて3つのモデルがあります。
- 従量課金制
- 定額制
- 階層制
主なものは上記の種類となります。それぞれについて詳しく解説しましょう。
従量課金制
従量課金制は使用量によって料金が課金される方法です。ユーザーのアクションごとやストレージに対して課金されます。
従量課金制の最大のメリットはユーザーの成長や使用量によって価格が上がることです。
同時に複数の異なるユーザーによる異なる利益配分が期待できます。特によく利用するユーザーは大きな利益を生むのです。
その反面、従量課金制にはユーザーが使用を控えるなどの可能性から、収益の予測が難しくなるというデメリットもあります。
定額制
定額制は文字通り一定の金額での価格設定となります。ユーザーは定額ですべての機能を使用できます。
一つの価格で一つのプランなので販売は簡単です。一つのプランに集中できることでマーケティングも容易になります。
その他、定額制価格設定には将来的収益の予測も立てやすくなるなどメリットは多いです。
定額制では、すべてのユーザーに満足を与えられないというデメリットもあります。
ユーザーごとに価格が高すぎる、または低すぎると感じる感じ方が違うというのが理由です。
必要なプランだけでよいと、必要な機能のみの価格設定を望むユーザーも多いのです。
階層制
さまざまなユーザーの意見を参考に価格を設定したのが階層制で、最も一般的に使われている価格設定です。
複数タイプのユーザーに働きかけることが可能なので、市場の拡大が望めます。
購入者に合わせて調整することも可能で、収益の可能性も高まるでしょう。
階層制では段階的に顧客単価を上げることができるのもメリットといえるのです。
階層制のデメリットには、層にすることでユーザーにとって複雑になり利用し難くなることが挙げられます。
ユーザーの混乱を避けるために、充分に注意を払い適切な階層を構成する必要があるのです。
SaaSの料金設定例
SaaSの料金体系についてお話しましたが、次に料金設定例にはどのようなものがあるのかを解説しましょう。
- 定額制料金設定
- 従量課金制料金設定
- 階層制料金設定
それぞれの設定例をみていきましょう。
定額制料金設定については、SaaSではあまり事例がありません。
幅広い顧客層に対して、一つのプランというのでは対応が難しいのが大きな原因でしょう。
その中で成功例としてはBasecampという企業が展開している定額制があります。
リアルチャット機能・リスト管理機能・ストレージ管理機能など複数のアプリケーションを集約しパックとして提供しています。
月額料金は多少高めの設定ですが、ユーザー数が増えても追加料金がかからない点で、大企業にとっては有利です。
従量課金制の料金設定には、次の種類があります。
- 使用量課金
- 成果報酬型課金
- ユーザー課金
- アクティブユーザー課金
使用量課金はサービスを利用・アクセスした量に応じて課金される料金設定です。
代表例としてはリアルユーザーモニタリングを提供するデータドッグが挙げられます。
成果報酬型課金は成果が発生した場合に課金される料金設定となり、採用媒体のビズリーチなどがこのタイプです。
ビズリーチの場合はシステム使用料に加えて成功報酬が発生する設定となっています。
ユーザー課金は付与したアカウント数に対して単価が上がる料金設定です。
代表例として顧客管理クラウドで定評のセールスフォースが挙げられます。
セールスフォースでは顧客ごとの金額表示が明確になされており、ユーザーの数により設定金額が変わっています。
ユーザー課金は利用状況に限らず課金が発生しますが、アクティブユーザー課金はサービスを利用した場合のみの課金です。
ビジネスメッセージングアプリのスラックはアクティブユーザー課金での料金設定を取り入れています。
階層制では複数のプランに応じた価格設定を行います。主なものは次のような設定です。
- ユーザーモデル
- ストレージモデル
- 機能別モデル
ユーザーモデルではユーザー数によって、単価を複数設定します。利用ユーザーの多いサービスで設定されるタイプです。
Google Workspaceの料金設定はユーザーモデルの階層制価格設定の代表例といえます。
ストレージモデルは利用可能なストレージの数によって価格を複数設定するモデルです。
代表例にはDirectCloud-BOXの料金設定があります。
機能別モデルは利用可能な機能に応じて複数の料金プランで設定を行うモデルです。
いずれのモデルも2つ以上のプランを用意し料金設定を行います。
SaaSの料金体系ではどのモデルの設定方法を選ぶべきかが重要になるのです。
SaaSの料金設定に迷った時は、SaaSのメリットを最大限に活かす弊社に相談してください。
https://www.strategit.jp/contact/
リンク:https://www.strategit.jp/consulting/
SaaSの料金体系の特徴
実際に取り入れられているSaaSの料金体系にはどのような特徴があるのか、確認してみましょう。
フリーミアムの採用率が高い
SaaSの料金体系にはお話したようにさまざまな種類がありますが、採用率が高いのはフリーミアムと呼ばれる価格体系です。
フリーミアムは無料プランと有料プランの二つを運用する価格体系で、基本的な機能は無料で使用できるのです。
その上で機能や容量の追加分には課金されるという料金設定です。これにより導入ハードルは大きく下がります。
定額制プランにも無料トライアル期間を設けているサービスがありますが、フリーミアムは期間が限られません。
また無料トライアルはほぼすべての機能が利用可能ですが、フリーミアムは一部機能に限られる場合が多いです。
フリーミアムが採用されやすいのは、初期費用が抑えられる・サービスが理解されやすい・共有されやすいなどの点です。
複数の料金プランを用意している
複数の料金プランが用意されていることも、SaaSの料金体系の大きな特徴です。
幅広いユーザーが多い場合すべての機能ではなく、必要な機能だけを安価で利用したいと考えるユーザーもいます。
複数の料金プランの中にはユーザーのニーズに応えるプランが用意されているので、幅広いユーザーに対応できるのです。
ユーザー課金の企業も
ユーザー課金にも、アクティブユーザー課金のように利用したサービスのみに課金されるプランもあります。
またユーザーが支払っただけの価値を迅速に最適に提供することが求められるため、さまざまな料金プランが提示されています。
SaaSの料金を設定するポイント
SaaSの料金体系について解説しましたが、おわかりいただけたでしょうか。
次にSaaSの料金を設定するポイントとして、どのようなことが必要なのかを解説していきましょう。
サービス内容
SaaSの料金設定では同じサービス内容であっても、そのサービスを買い手ごとに異なる価格設定を行うことも大切なのです。
複数の料金プランで価格設定することで、利益を逃さず得ることができるでしょう。
もちろんサービス内容に関しては、よく使われる機能を分析しプライシングするという基本は押さえることが重要です。
料金体系の種類
料金体系に関してはすでにお話した通り、さまざまな種類があります。料金設定のポイントは自社にあった料金体系を選ぶことです。
組み合わせて利用し易い料金体系を見つけることも大切です。特にスタートアップはいろいろと試してみる期間となります。
料金体系を考えながら、いくつかのプランを用意して料金設定をするとよいでしょう。
契約期間
また料金設定のポイントの一つに契約期間を選ぶことがあります。多くのSaaSの料金は1ヶ月から数年という契約期間で設定されます。
途中で価格変更をする場合や、状況判断をする場合も見越して期間ごとの料金設定を考えましょう。
SaaSの料金設定の注意点
次にSaaSの料金設定を行うために特に注意すべき点についていくつか挙げてみましょう。
公開・非公開を決める
料金設定をする場合、その設定料金を公開するか非公開にするかを決める必要があります。
公開している企業の場合は、いくつかのプランごとに明確に価格表示され安心感をアピールできます。
プランは3から4プランくらいで、視覚に訴える公開の方法を上手に取り入れた表示が効果的です。
例えば、価格は左から右に高額から低額の表記をする。ボタンを目立つ色にするなどユーザーが行動しやすくします。
何らかの理由で価格の詳細を非公開とする企業は約80%もあるといわれています。
価格を非公開とする場合には、詳細を確認できるCVポイント(CTA)を必ず設置することで、ユーザーの不安を取り除きましょう。
複雑な設定は避けるの
料金設定はあくまでもユーザー目線で、理解しやすいかどうかを目安にプランを立ててください。
自社に必要なのはどのプランか・月々どのくらい費用がかかるのかなどの疑問に即応えられる価格設定が必要です。
複雑な価格設定はユーザーを混乱させ、決定する気持ちを鈍らせてしまいます。
有料プランの設定は必須
フリーミアムのように基本的な機能を無料で利用できるプランは、慎重に扱うことが必要になります。
SaaSの料金設定にはやはり有料プランの設定は必須だからです。
特にBtoBのSaaSでは無料プランではなく、一定の期間を無料で利用してもらい有料プランに繋げることが大切です。
料金が安すぎるとかえってマイナスに
競合との価格競争や、導入時のハードルを低くするために料金を安くしすぎるのは、返って逆効果になる場合が多いです。
また安すぎることで品質を疑われたり不安に感じられたり、リスクも大きくなるので注意が必要なのです。
あくまでも適正価格を意識しながら料金設定を行うようにしてください。
顧客の満足度を満たすために必要に応じた値下げはやむをえませんが、適正価格を大幅に崩すのはマイナスです。
SaaSの料金設定には顧客との信頼関係も大切
SaaSのビジネスの料金設定には、価格モデルのみでなく顧客生涯価値(LTV)・顧客獲得コスト(CAC)などの数字も必要となります。
また、それと同時に顧客満足度も大きく関わってくるのです。
顧客が満足することで、当然LTV・CACの数値も上がってきます。そのためには企業と顧客との信頼関係が大切になるのです。
SaaSの適切な価格設定と顧客との信頼関係を向上させるSaaSビジネスのことは、弊社にご相談ください。
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自社のSaaSサービスに適切な価格を設定しよう
SaaSサービスで顧客との信頼関係を築き利益を上げるためには、適切な価格設定が重要であることはおわかりいただけたでしょうか。
それでは適切な価格とはどのように導き出せばよいのでしょうか。一般的な分析で顧客が感じる価格は次のように分かれます。
- 最適と感じる価格
- 妥協できると感じる価格
- 上限価格
- 下限価格
上限価格に近くなると、高く感じ検討できないと考える顧客が多くなり、下限価格に近くなると安いけれど品質に不安を感じます。
それを踏まえて価格設定をしなくてはいけないのです。
SaaSビジネスに於いて価格設定は最も重要なことであり、また難しい問題でもあるのです。
SaaSビジネスでの最適な価格設定や必要なプランの立て方が、ビジネスのアップセル・チャーンレートに大きく関わります。
SaaSの料金設定で悩んでいるなら
SaaSの料金設定で悩んでいるのなら、コンサルタントに相談することが成功の近道です。
SaaS連携開発の弊社は、SaaSの最適価格設定をはじめとする連携サービスを提供しています。
ノウハウを活かしたアドバイスは、ユーザーの満足や売上拡大・チャーン防止に繋がります。
適切な価格設定でSaaS事業を成功させよう
SaaSビジネスにとって料金設定は大切ですが、確立された方法が無いため多くの企業がその設定に悩んでいます。
最適な価格設定を行うためには、料金体系を知り慎重にプランを立てる必要があるのです。
不安に感じる時には、ぜひSaaS連携開発の弊社に相談してください。
https://www.strategit.jp/contact/
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています
しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。
SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
- SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
- SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
- SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。
しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。
SaaS事業者の皆様には、高品質で低コストなシステム連携の実現をご期待いただけます。
SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
弊社が開発・運営する「SaaStainer」は、この課題を解決しSaaSの本来のチカラを引き出します。
API連携などのノウハウがなくても、アカウントを作成しアプリにログインすることで簡単に連携を実現します。
SaaS間の連携開発に特化した弊社が、企業の業務フロー全体を改善することで、SaaS本来のチカラと企業本来のチカラを引き出します。
代表的なSaaSプラットフォームサービスをご紹介|SaaSプラットフォームの活用事例や選ぶポイントを解説
SaaSは企業における業務効率化に非常に役立つクラウドサービスです。
現在は多種多様なSaaSプラットフォームが登場しており、今後の活用にも非常に高い期待が寄せられます。
しかし、SaaSプラットフォームはその機能性や活用シーンをきちんと把握したうえで運用しなければ、自社に活かしきることが難しいでしょう。
SaaSを運用している企業の中には、導入後も色々な課題に直面したり、なかなか思ったように運用ができていないと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、代表的なSaaSプラットフォームサービスを特徴と合わせてご紹介します。
活用事例や選び方のポイント、活用におけるメリット・デメリットについても解説するので、今後の活用に役立ててください。
SaaS事業開発に伴う課題
SaaSプラットフォームの活用を考える前に、まずはSaaS事業開発に伴う課題について確認しましょう。
SaaSは今後の業務効率化には確かに貢献してくれますが、決して課題が全くないわけではありません。
開発にコストがかかる
まず考えられる課題が開発コストです。SaaS事業開発に伴うコストは、お金・時間共に莫大なものがかかります。
企業の全社員分のサービスを整えるとなると整備コストは非常に大きなものになるでしょう。また、それらを整える人員コストもかかります。
また、SaaS事業開発にはきちんと技術的にも理解した担当者を設けることが必要です。さらに開発・運用に向けての時間的なコストがかかる点も課題になります。
最適な運用環境に整えるには時間がかかるものです。運用後も定期的に見直しが必要なため、こちらも時間がかかります。
独自コンテンツを工夫する必要がある
独自コンテンツを工夫する必要がある点も大きな課題です。SaaSはPaaSやIaaSと比較すると汎用性が低いサービスに分類されます。
そのため、制限あるサービスの中で、自社の既存のコンテンツや業務に充てて効率化を図らなければなりません。
SaaSを導入し運用は始めたが、限られたコンテンツを自社業務に無理やりあてはめたがゆえに、相性が悪く効率化ができなかったという例も少なくないです。
SaaS独自のコンテンツを工夫して利用する必要がある点は、SaaSサービス自体を使い慣れない人からすれば、さらに使いづらい要因にもなるので大きな課題となります。
カスタマーサポートの負担が大きい
カスタマーサポートの負担が大きくなることも大きな課題です。カスタマーサポートの役割としては、自社内・顧客に対して、課題の解決・継続利用・新規購入を実現させるための役割を担っています。
ただし、カスタマーサポートは基本的には受動的な立場のため、社員や顧客側から問い合わせがないとサポートは行えません。
その結果、何も言わず顧客が解約を行うケースや社員がサービスを利用しないケースを引き起こす可能性があります。
これらを防止するためには、サポートを行うカスタマーサポートの存在は非常に重要です。顧客の解約などを防止するには能動的なサポートを行う必要があるでしょう。
しかし、能動的サポートになるとカスタマーサポートの負担は非常に大きなものになります。
適切なタイミングで適切なサポートを必要とするので、非常に大変な作業となるでしょう。
SaaSプラットフォームの役割
SaaS事業開発の上での課題について把握した後は、SaaSプラットフォームの役割について把握していく必要があります。
SaaSプラットフォームの役割がいかに重要かを理解するには、その特徴を押さえなければなりません。
その特徴とは、SaaSにおけるクラウドで提供されるソフトウェアを適切に利用することと、そのソフトウェアの機能範囲内で工夫して利用するという点です。
決められたサービスを利用することはもちろんですが、その機能範囲内である程度自分たちで臨機応変に対応しながらあらゆる課題へ対応するという柔軟さが求められます。
代表的なSaaSプラットフォームサービス
SaaSプラットフォームの役割を押さえたところで、次は代表的なSaaSプラットフォームサービスにどのようなものがあるのかを把握しましょう。
それぞれの特徴を理解できれば、今後の導入に向けて具体的なイメージを持てるはずです。
AWS
代表的なSaaSプラットフォームサービスとしてAWSが挙げられます。正式名称はAmazon Web Servicesといい、世界最大級のECモールを運用するAmazonが提供するSaaSサービスです。
AWSが提供する主なSaaSサービスは以下のようなサービスがあります。
- Microsoft Office 365
- Amazon QuickSight
- Amazon EventBridge
- Amazon AppStream 2.0
Microsoft Office 365は使い慣れたOfficeアプリと、クラウドサービス・セキュリティを一括して提供するサービスです。
以前の端末にインストールして使っていたOfficeアプリと同様の性能を使用することができ、家庭向けだけでなく企業や教育機関と多方面に対応可能となります。
Amazon QuickSightは、完全マネージド化したBIサービスをクラウド上で利用することのできるサービスです。
データ分析のできる人材がいない企業でも、クラウド上のデータを利用して比較的簡単に分析が可能になるでしょう。
Amazon QuickSightは、アプリケーション同士を簡単に接続することができる統合サービスになります。サーバーレスで接続できる点が大きな特徴です。
また、Amazon AppStream 2.0はデスクトップ型のストリーミングサービスになります。配信は任意のブラウザで世界中への配信が可能です。
GCP
代表的なSaaSプラットフォームサービスとしてはGCPもあります。これはGoogleが提供するクラウドサービスであり、正式名称はGoogle Cloud Platformです。
GCPが提供する主なSaaSサービスは以下の内容になります。
- Google Cloud Storage
- BigQuery
Google Cloud Storageは、ストレージサービスであり容量無制限に使用できる点が特徴です。あらゆるデータを暗号化して自動的にバックアップを行い、自由にアクセスできます。
BigQueryはビッグデータ解析ツールを提供するサービスです。
数千万や数億件クラスの大量のデータでも高速にリアルタイムで解析することが可能で、年齢・地域などスケールごとの解析も可能としています。
ベアSaaSプラットフォーム
ベアSaaSプラットフォームはリンクベアメタルクラウドが提供するSaaSサービスです。
サブスクリプション形式でソフトウェアを販売するために必要なインフラであるIT基盤を提供し、販売から請求までサポートしてくれます。
主なサービスは販売面に特化したものであり、以下のような内容です。
- サーバインフラの提供や運用代行
- 顧客情報の登録機能
- 顧客への通知機能
商品の登録などのマスタ管理からユーザーとの契約、ユーザーへの通知など包括的に行うことができるようになります。
代表的なプラットフォームをより詳しく知りたい方は弊社にご相談ください。
https://www.strategit.jp/contact/
リンク:https://www.strategit.jp/vendor-saas/
SaaSプラットフォームの活用シーン
SaaSプラットフォームの代表例を把握しましたが、これらのサービスを活用するシーンはどういったところなのかも理解していきましょう。
主な活用シーンとしては、生産性の向上や業務の効率化を図りたい時が具体的な例として挙げられます。
例えば、顧客管理において、これまでは大規模なサーバを設けて運用したうえで大量のデータを保管していました。
しかし、データ量が増えれば増えるほどサーバは逼迫し管理も大変になります。それを解決してくれるのがクラウド型の運用です。
SaaSプラットフォームを活用すれば、コストを押さえながら大規模なデータにも対応ができます。
そして、サブスクリプション型で運用できるのでコスト管理も容易になり、結果的に売上の管理も簡単にできるようになるでしょう。
業務効率化や生産性の向上により、ビジネスを飛躍させたいときに大きく活用できるのです。
SaaSプラットフォームの活用事例
SaaSプラットフォームの代表的な活用事例についても把握できれば、より自社運用の際のイメージもしやすいでしょう。代表的な身近な活用事例としては、企業のGmailの活用です。
Googleが提供するメールサービスですが、インターネットに接続可能な環境下であれば、アカウントログインだけで端末・場所を問わずアクセスできます。
メール受信者はオフィスなど場所を問わずアクセスし、メールを見て連絡をとれるような環境になったことで業務の効率化に成功したところも多いです。
また、データの管理や編集・バックアップを異なる端末間で行えるDropboxを導入した企業でも生産性の向上に成功しています。
複数端末でのデータ同時編集を可能とし、リアルタイムで保存するのでバックアップの問題などの心配もありません。
オンライン上への保存により、大幅な業務環境の改善を行うことに成功しました。
SaaSプラットフォームを活用するメリット
ここからは、SaaSプラットフォームを活用するメリットについても理解していきましょう。
詳細なメリットを把握することができれば、自社に得られる効果がイメージでき、導入について綿密に検討できるでしょう。
効率的に開発できる
まず大きなメリットが効率的に開発ができることです。SaaSプラットフォームは多くの場合、システムの開発に関わる高度な技術をすでに保有しています。
自社で開発を一から行う場合には、大きなコストをかけなければならない場合でも、SaaSプラットフォームを利用すれば圧倒的に低コストで開発できるでしょう。
開発コストを抑えられる
次に挙げられるメリットが開発コストを抑えられるという点です。これまでは同様のサービスを利用しようとした時には、初期投資としてまず大きな金額が求められました。
しかし、SaaSプラットフォームの多くが、現在月額や年額などのサブスクリプション形式になっていることで、初期費用を抑えての開発が可能になったのです。
SaaSプラットフォームを活用するデメリット
SaaSプラットフォームを活用するうえでは、メリットだけでなくデメリットもあります。
導入後に問題点として発覚してはトラブルになる可能性もあるので、あらかじめ把握しておきましょう。
プラットフォーム提供者の環境に左右される
まずひとつ目がプラットフォーム提供者の環境に左右されることです。
たしかに生産性の向上や業務の効率化は狙えますが、それはプラットフォームが用意した環境の上でできる範囲になります。
そのため、思った通りの改善結果にはならない可能性もあるでしょう。
最悪の場合、全く対応不可能なケースもあるので、可能であれば必要な機能があらかじめプラットフォームにあるかも確認しておくべきです。
コストの予測が立てにくい
コストの予測が立てにくいこともデメリットとして挙げられます。SaaSプラットフォームを利用するうえでは、必ずランニングコストが必要です。
それに加えて、一部の機能を付け加える際に課金するケースもあります。必要な機能が後々増えるかは、導入後にしかわからないのでコストの予測が立てにくいのです。
より詳しくプラットフォーム活用について知りたい方は、弊社にご相談ください。
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リンク:https://www.strategit.jp/vendor-saas/
SaaSプラットフォームを選ぶポイント
メリット・デメリットについて把握できましたが、自社に最適なプラットフォームを選定するのであれば、選ぶ際に押さえておくべきポイントも把握しておく必要があるでしょう。
ここでは、プラットフォームを選ぶ際のポイントを紹介します。
支援体制
ひとつ目は支援体制についてです。プラットフォームを導入後、自社で運用中にわからないことやトラブルに見舞われることは多々あるでしょう。
その際に、しっかりとサポートをしてくれるかは重要です。問い合わせてもすぐに回答が得られない場合や、なかなか対応してもらえないとなれば、社内の業務にも支障が出かねません。
そういったトラブルにならないためにも、しっかりと支援をしてもらえる体制かどうかは重視しておきましょう。
利用料金
次に押さえておくべきポイントが利用料金についてです。先述した通り、SaaSプラットフォームを導入するのであればランニングコストがかかります。
それに加えて、必要な機能をオプションで追加していけばさらに料金が発生する仕組みです。
そのためいくら初期費用を抑えていても、最終的には高額なコストになっているケースもあるので、注意が必要になります。
採用実績
採用実績も注目すべきポイントです。SaaSプラットフォームは非常に便利で業務に役立つツールに思えますが、全てが自社に最適なものばかりではありません。
最適なツールではないにも関わらず導入しても、思ったような結果が得られない可能性もあるでしょう。そのようなことにならないためにも、採用実績は大きな判断材料になります。
採用実績にて、自社と同様の事業を手がける企業・実際に導入した企業の得られた結果・実績などを伺い知ることができれば、自社への導入後も高い効果が期待できるでしょう。
効率的にSaaS事業をスタートしたいなら
多くの企業がより業務の効率化などを期待する中、SaaSプラットフォームの導入は非常に有効な方法です。
しかし、自社に最適なプラットフォームを選ぶには、情報を集め実績を確認ししっかりと検討する必要があります。
とはいえ、スムーズにいかずどのプラットフォームがいいのかわからず悩みを抱え、思ったようにSaaS事業をスタートできないこともあるでしょう。
その際には弊社にご相談ください。専門の担当者が効率的にSaaS事業スタートできるよう、事前調査・導入から課題解決まで一丸となって取り組みます。
丁寧なヒアリングのもと、適切なアドバイスや課題解決に向けた最適なサービスの提案なども行いますので、ぜひ一度ご相談ください。
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SaaSプラットフォームを活用して事業を成功させよう
SaaSプラットフォームは、企業にとっては効率化など業務改善に非常に効果を発揮してくれます。
しかし、全てのプラットフォームが自社に最適とは限らないので、適切なものを選ばなければなりません。導入後の支援やコストなども鑑みて検討する必要もあるでしょう。
これらを自社で全て解決するのは非常に大変です。導入後のリスクなど、まだ全て把握しきれていないこともあるかもしれません。
そのようなことがないためにも、ぜひ弊社にご相談ください。課題の発見から解決まで、企業と一緒になって解決に取り組みます。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています
しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。
SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
- SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
- SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
- SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。
しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。
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SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
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代表的なSaaS管理ツールをご紹介|SaaS管理ツールを活用するメリットや選ぶポイントも解説します
SaaS管理ツールをご存知でしょうか。多くの企業ではクラウドサービスとして提供される「SaaS」を活用しています。
しかし、活用するSaaSは増えれば増えるほど、その管理や取扱いに少なからず弊害が生じているのが現状です。
SaaS管理ツールは複数のSaaSを一元管理する役割を担っており、企業が抱える様々な課題の解決が期待されています。
この記事では、複数SaaSの活用で生じる課題を解決すべく、代表的なSaaS管理ツールや活用のメリット・ポイントを解説します。
複数のSaaSを導入している企業は多い
SaaSとは「Software as a Service」の略語であり、直訳すると「サービスとしてのソフトウェア」となります。
従来ソフトウェアはライセンスを購入し、使用するパソコンにインストールするのがスタンダードでした。
しかし、企業で使用する数十台、数百台のパソコンにインストールする作業は非効率であり多大なコストもかかります。
SaaSはクラウドサービスとして提供されるソフトウェアであり、パソコンへのインストールを必要としません。
つまり、個々のPC環境に左右されることなく安定的で利便性が高いことから、多くの企業で複数のSaaSが導入されています。
複数のSaaS導入による弊害
今やSaaSは複数導入することがスタンダードですが、必ずしもメリットばかりではありません。
ここでは複数のSaaSを導入することで生じる弊害を紹介します。自社の直面する課題と照らし合わせてみましょう。
IDやパスワードが複数必要になる
SaaSを活用するにはIDやパスワードが利用するSaaSの数だけ必要です。企業では複数のSaaSを利用しています。
複数のSaaSを利用するには、その数だけIDやパスワードを管理しなければなりません。
つまり、各企業におけるIT関連部門の担当者は、相当数のIDやパスワードを管理することとなります。
業務の効率化やセキュリティ面を考慮してSaaSを導入したにも関わらず、事務煩瑣となることも少なくありません。
また、複数のSaaSを活用している場合、アカウントの管理が不十分だと使用していないSaaSを保持していることもあります。
かえって作業効率が悪くなる場合もある
SaaSを活用することで業務の効率はアップしますが、同時に複数のSaaSを利用するのが一般的です。
複数のSaaSを1度に利用する場合、その都度IDやパスワードを入力しなくてはならず、とても面倒な作業が加わります。
その結果、かえって作業効率が悪くなる場合もあり、SaaS導入のメリットが実感できないことも少なくありません。
代表的なSaaS管理ツール
一口にSaaS管理ツールといっても様々な機能・種類のものがリリースされています。自社の課題にマッチしたものを選ぶことが大切です。
ここでは代表的なSaaS管理ツールを紹介します。それぞれの特性を把握してツール選びの参考としましょう。
ジョーシス
「ジョーシス」は社員一人ひとりのSaaSの利用状況が確認できるSaaS管理ツールです。主な機能は次のとおりとなります。
- 社員一人ひとりのSaaSの利用状況が把握できる
- APIとの連携が可能である
- デバイスを導入した時点でサポートが開始される
ジョーシスは取扱い方法が非常にシンプルであることから、SaaS初心者にも使いこなせる点も大きなメリットです。
また、API連携によりアカウントの取消し漏れなども通知してくれるので、コスト管理やセキュリティ対策にも効果を発揮します。
そのため、業種業態を問わず大企業から中小企業まで、幅広く活用されているのがジョーシスの特徴です。
メタップスクラウド
「メタップスクラウド」はSaaSに関する業務の効率化が期待できるSaaS管理ツールです。主な機能は次のとおりとなります。
- 同じIDやパスワードで複数のSaaSが活用できる
- 業務効率化に特化している
- 各SaaSのクラウドセキュアにアクセス可能
複数のSaaSを同時に活用する場合、SaaSごとにIDやパスが同じだとログインだけで非常に煩瑣となります。
メタップスクラウドは同一のID・パスで入力できるだけでなく、セキュアでアクセス可能であることからセキュリティ面も万全です。
マネーフォワードIT管理クラウド
「マネーフォワードIT管理クラウド」は100以上のSaaSとの連携が可能なSaaS管理ツールです。主な機能は次のとおりとなります。
- オールマイティな活用に必要な機能を装備している
- セキュリティリスクを見つけ出すと通知する
- 100以上のSaaSと連携可能である
活用するSaaSが増えれば管理にかかる手間が大きくなりますが、マネーフォワードIT管理クラウドではその心配はありません。 SaaS管理に必要な基本機能は全て網羅されており、100以上のSaaSと連携可能であることからオールマイティに活用できます。
Bundle
「Bundle」はSaaS運用にかかる手続きを自動化するSaaS管理ツールです。主な機能は次のとおりとなります。
アカウントを自動生成することができる
未知のユーザーを自動検知し通知してくれる
ユーザー管理を自動で行うことが可能である
社員規模の大きい企業の場合、人事異動のたびに面倒なアカウント管理が必要となります。 B
undleはアカウントを自動生成しユーザー管理も自動で行うことから、煩わしい管理・運営業務を行う必要がありません。
また、Bundleに登録されていないユーザーを検知する機能も備えていることからセキュリティ面にも優れています。
弊社の「SaaStainer」はSaaSとSaaSの効率的な連携を提案しています。ぜひ、ご相談ください。
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SaaS管理ツールを活用するメリット
今や多くの企業で複数のSaaSを活用していますが、管理する側・活用する側の両方に様々な課題が生じています。
SaaS管理ツールは複数のSaaSを一元管理するツールであり、企業が抱えるSaaS管理に関する課題解決が期待できます。SaaS管理ツールを活用することで期待できるメリットは以下のとおりです。
- 複数アカウントの一元管理による業務効率化
- セキュリティ対策の徹底
- 無駄なアカウントの削除などコスト面の抑制
なお、SaaS管理ツールには様々な機能が搭載されており、活用状況やPC環境などによって選択することが重要です。
SaaS管理ツールを選ぶポイント
SaaS管理ツールには様々な種類があり、その機能も多岐にわたることから適切なSaaS管理ツールを選ぶことが重要です。
ここではSaaS管理ツールを選ぶポイントを解説します。しっかりと理解して、ニーズに合ったSaaS管理ツールを選びましょう。
ツールを導入する目的
SaaS管理ツールを導入する際には、目的を明確にしましょう。SaaS管理ツールは単にアカウントを管理するものではありません。
コスト削減を実現するものや新規アカウントを自動生成するものなど、その機能は多種多様です。
したがって、自社におけるSaaS活用時の課題を洗い出して、何を改善もしくは目的としたいのかを明らかにしておきましょう。
その上で、自社の課題解決もしくは目的達成できる特性をもったSaaS管理ツールを選ぶのがコツです。
管理できるSaaSの範囲
複数のSaaSを効率的に活用するには、SaaS管理ツールのAPI連携をもってアカウントを一元管理することが必須です。
しかし、対象となるSaaSがSaaS管理ツールの対象範囲に該当していない場合、一元管理することはできません。
したがって、SaaS管理ツールを選ぶ際には、管理したいSaaSが対象範囲内であるか否かをしっかりと確認しておくことが大切です。
コスト管理のしやすさ
アカウントの一元管理のみならずコスト管理を行いたい場合には、コスト管理機能の有無を確認しておきましょう。
複数のSaaSを活用する場合にアカウントの管理がずさんだと、使用していないSaaSを放置することにもなりかねません。
SaaS管理ツールの中には、コスト削減機能に優れたツールも数多くリリースされています。
コスト削減にも重点を置くなら、シンプルでコスト管理機能を搭載したSaaS管理ツールを選びましょう。
SaaS管理ツールの問題点
SaaS管理ツールは複数のSaaSの運用管理を行う上で、非常にメリットのあるツールです。
しかし問題点が全くないわけではありません。 ここではSaaS管理ツールの問題点を解説します。
事前に問題点を把握しておき、導入時には対策を検討しておきましょう。
ツールによって機能が異なる
SaaS管理ツールの目的は複数のSaaSを効率的に運用管理することです。しかし、ツールによって機能・特性は異なります。
コスト削減が得意なもの・新たなアカウントを自動生成するもの・セキュリティに特化したものなど様々です。
とりわけ、SaaS管理ツールの運用管理に慣れていないと、可能な限り多機能なものを選ぶ傾向が強くなります。
多機能なSaaSは便利である反面、使いこなすには「慣れ」が必要であったりコストが高額になることも少なくありません。
ツールによって機能・特性が異なることを踏まえ、どういった機能が必要であるのかを洗い出すことが重要だといえます。
自社に最適なツールを選ぶのは難しい
自社に最適なツールを選ぶには目的にマッチした機能を選ぶだけでなく、費用対効果も考えなくてはなりません。
また、運用後のメンテナンスやセキュリティの問題も検討し、何よりSaaSツールの機能を十二分に使いこなせるのか否かも課題です。
そのため、SaaSの管理運用に対する知識や経験が浅いと、自社に最適なツールを選ぶのは難しいといえます。
この場合、自社に最適なツールを選ぶにはSaaS管理ツールに詳しい第3社などにアドバイスを求めることも検討しましょう。
SaaS管理にはSaaS連携アプリもおすすめ
SaaSを管理する上でSaaS管理ツールは便利ですが「敷居が高い」「使いこなせる自信がない」と考える人も少なくありません。
また、SaaSのアカウント管理よりも、SaaS間のデータ連携を目的とするならSaaS管理ツール以外の選択肢も考えられます。
そこでおすすめなのが、SaaS間の様々なデータを連携させることに特化したSaaS連携アプリです。 なお、SaaS連携アプリの機能は以下のとおりとなります。
部署間でのデータ連携 業務間でのデータ連携 各種データの統合 マスタデータのチェック機能 SaaS管理ツールよりもリーズナブルに利用することが可能であり、機能も絞り込まれているので初心者にも扱いやすいのが特徴です。
SaaSとSaaSのデータ連携ならアプリストア「SeeStainer」がおすすめです。最適な連携方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。
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SaaS連携アプリを活用するメリット
SaaS連携アプリは使い勝手が良く、コスト面においてもリーズナブルであることからニーズが高まっているのが現状です。
場合によってはSaaS管理ツールよりも、SaaS連携アプリの方が企業のニーズにマッチすることも十分にあり得ます。
ここではSaaS連携アプリを活用するメリットを紹介します。SaaS連携アプリのメリットを正しく理解しましょう。
専門知識がなくても利用できる
SaaS連携アプリのメリットは専門知識がなくても利用できる点です。基本的にはアプリをダウンロードすれば準備は完了します。
また、SaaS連携アプリは「機能」も必要最低限に絞り込まれていることから、誰でも簡単に操作することが可能です。
専門知識が必要であることからSaaS管理ツールの導入を躊躇していた人もアプリであればすんなり導入できるでしょう。
作業が自動化できる
SaaS連携アプリを用いることで、データ連携作業が自動化できる点もSaaS連携アプリのメリットです。
部署間もしくは業種間でデータ移行する場合、手動だとヒューマンエラーが発生する可能性が少なからずあります。
SaaS連携アプリを利用することで作業が自動化できるだけでなく、ヒューマンエラーを防げるのは大きなメリットです。
SaaSの管理で悩んでいるなら
複数のSaaSを効率的に運用するにはSaaS管理ツールもしくはアプリケーションの活用が効果的です。
しかし、SaaS管理ツール・アプリを活用するには豊富な経験が必要であり、経験が浅いと上手くいかないことも少なくありません。
その点、弊社ではSaaSの導入支援やSaaS連携アプリ「Saastainer」を開発・提供しています。
SaaSの管理で悩んでいるなら、SaaS導入支援・SaaS連携開発に定評のある弊社を活用・ご相談ください。
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SaaS管理ツールを活用して効率の良い運用を目指そう
SaaSはコスト削減や効率的な業務にメリットがあり、多くの企業で導入されている反面、その管理には課題を残しています。
複数のSaaSを一元管理し効率的に運用するにはSaaS管理ツール・アプリの導入・活用が非常に効果的です。
SaaS管理ツール・アプリはSaaSを管理するだけでなく、アカウントの自動生成・運用やセキュリティの強化などの機能があります。
そのため、SaaS管理ツール・アプリの取扱いに精通していないと、ツール・アプリ選びから悩んでしまうことも少なくありません。
弊社はSaaS導入支援・SaaS連携アプリ「Saastainer」の開発・リリースなど数多くの実績があります。
SaaS管理ツール・アプリの選び方から運用方法まで丁寧なサポートを行っていますので、ぜひご相談・ご活用を検討してください。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。 SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。 ・
SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない ・SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない ・SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
API連携で悩んでいるならストラテジットへ
APIサービスによって既存のアプリケーションやソフトウェアを連携させると、多くのメリットを生み出すことが可能となります。
しかし、APIサービスを活用するには深い知識に加え豊富な経験が必要です。そのため経験が浅いと上手くいかないことも少なくありません。
その点、弊社では様々な業種・種類のAPI連携を支援することで、クライアントの業績に貢献してきました。
API連携で悩んでいるなら、SaaS導入支援・SaaS連携開発に数多くの実績がある弊社にご相談ください。
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API連携を効果的に活用しよう
APIは既存のアプリケーションやソフトウェアを自動連携するプラットフォームとして注目を集めており、多くの企業で導入されています。
API連携を活用し、アプリケーションやソフトウェア間で様々なデータを共有することが可能です。
その結果、業務の効率化やコスト削減などのメリットが享受できますが、APIに対する知識や経験が不足していると上手くいきません。
APIを効果的に活用するには知識や経験を重ねることは当然として、第3者からのアドバイスやレクチャーも有効です。
そして、弊社はAPI連携の支援を数多く行ってきた実績があります。API連携を短時間でマスターしたいなら、弊社を活用してください。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています。
しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。 SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
- SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
- SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
- SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。
それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。
しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。 SaaS事業者の皆様には、高品質で低コストなシステム連携の実現をご期待いただけます。
SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
弊社が開発・運営する「SaaStainer」は、この課題を解決しSaaSの本来のチカラを引き出します。
API連携などのノウハウがなくても、アカウントを作成しアプリにログインすることで簡単に連携を実現します。
SaaS間の連携開発に特化した弊社が、企業の業務フロー全体を改善することで、SaaS本来のチカラと企業本来のチカラを引き出します。
SaaS運用でよくある悩みは?SaaS運用を成功させるポイントやSaaSコンサルティング会社を利用するメリットもご紹介
インターネットの普及でビジネスを取り巻く環境は大きく変わり、クラウドサービスが浸透する中で多くの企業はSaaSの導入に注目するようになりました。
SaaSは「Software as a Service」といわれクラウドサービスを通して提供されるソフトウェアで、従来のパッケージソフトに比べ初期コストが抑えられるメリットがあります。
しかし、SaaS運用を成功させるためには導入の仕方や運用をよく理解することが必要です。
今回はSaaS運用を成功させるポイントやSaaSコンサルティング会社を上手く利用するメリットについて解説します。
身近なクラウドサービス・SaaSとは
SaaSはインターネット環境さえあれば、クラウドサービスを通じてファイルやアプリケーションが利用できるサービスです。
利用方法はサブスクリプションモデルが一般的で、企業はシステムを所有する必要がないため初期投資に多額の費用はかかりません。
身近なクラウドサービスであるSaaSについて解説します。
代表的なサービス
SaaSはクラウドサービスを利用した代表的なサービスのひとつでオフィス以外でもファイルやアプリケーションなどが利用できます。
オフィスソフトウェアだけでなく会計やCRM(Customer Relationship Management)などのアプリケーションなど活用範囲が広く、これまで部署ごとで分断されていたデータを一元管理することが可能です。
SaaSサービスの例として下記のようなサービスがあります。
- ビジネスチャット(Chatwork・Slackなど)
- Web会議(Zoom・Skypeなど)
- グループウェア(kintone・Asana・J-MOTTOなど)
- 社内SNS(LINE WORKS・Workplace from FACEBOOKなど)
- スケジュール管理(Googleカレンダーなど)
- CRM(Salesforce Sales Cloudなど)
- MAツール(Adobe Marketo Engage・Pardotなど)
- 会計ソフト(やよいの青色申告オンライン・マネーフォワードクラウドなど)
- プロジェクト管理(Trello・Wrikeなど)
- ERP(クラウドERP ZAC・NetSuiteなど)
このようにSaaSで提供される代表的なソフトウェアは多岐にわたり、うまく活用できれば業務効率化や経営効率化につながります。
ASPとの関係性
ASPは「Application Service Provider」の略で、インターネット上でアプリケーションのサービス提供者をいいます。
ネットワーク上で複数人による同時アクセスや操作ができるのが特徴で、パソコンやスマホからでも利用可能です。
また、ソフトウェアのバージョンアップをサービス提供者が自動で行ってくれるためユーザーは最新サービスがいつでも利用できます。
ASPとSaaSは一見同じように思えますが技術的には大きな違いがあります。
ASPは「シングルテナント」つまり個々のユーザーに対する個別のサービスが提供できるのがポイントで、必要に応じてカスタマイズできる点が特徴です。
ASPはセキュリティの安全性が高い反面、コストが高い点がデメリットといえます。
一方、SaaSはひとつの環境を複数のユーザーでシェアできるのがポイントでコストを抑えることが可能です。反面、カスタマイズ性はASPより劣るといった点があげられます。
SaaSはASPの前身ともいわれ、クラウドが進歩するにつれSaaSをマーケティングツールとして利用する企業も増えている状況です。
SaaSを運用する目的
多くのビジネスシーンで欠かせなくなったSaaSの魅力はユーザーが自分のパソコンにインストールすることなくインターネット環境にいれば、いつでもどこでもその機能が利用できることです。
業務の効率化やコスト削減につながるSaaSを多くの企業で運用する目的について解説します。
- コスト削減
- 管理工数の削減
- アクセスが共有できる
SaaSは運用するための環境設定が不要であることが大きなメリットで、そのためイニシャルコスト削減ができます。
また、使った分だけの使用料を支払うためメンテナンス費用が発生せずランニングコストの予算も立てやすいです。
ソフトウェアをパッケージで購入していた頃は各パソコンにそれぞれインストールする必要がありましたが、SaaSはパソコンにインストールする必要がないためデータ管理に時間やコストをかける必要がなくなりました。
ユーザーのアカウントが取得できればすぐに利用開始できるためスピーディーに導入できます。
クラウド上に展開するSaaSはインターネット環境であればどこにいても時間を気にせず、さまざまなデバイスから同時に何人でもアクセスができます。
SaaS運用には悩みも多い
テレワークの推進・紙媒体の削減・人件費の削減など業務効率化といった面で期待が高まるSaaS
ですが運用を始めるにあたって不安や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
その多くが機能の分かりづらさや既存業務とのアンマッチなどが主な原因といわれています。
SaaS運用を始めるなら多岐にわたるSaasサービスの中で自社に最適なサービスがどれなのか明確にすることが必要です。
そのためには業務の洗い出しをして課題を見つけ、既存の業務にどう組み込めばコスト削減・業務効率化が実現できるか考えなければなりません。
ビジネス向けのSaaSサービスの導入をご検討でしたら、ぜひ弊社にご相談ください。
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弊社では導入で得られるメリットのご提案や導入後の運用サポートなども行っています。
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SaaS運用でよくある悩みは?
SaaS運用でよくある悩みについて詳しくみていきましょう。
うまく運用できない
SaaSがうまく運用できないといった声を聞きますが、どんなに優れたツールを導入しても既存の業務を正しく把握できていなければ運用ができません。
まずは現状の業務のどこに、どのような課題があるのか明確にしていく必要があります。
その際に自社のビジネス上の立ち位置や将来像なども考えて課題の洗い出ししなければなりません。
提供されるツールで業務改善ができるかどうかは、現状を踏まえた上で、使うツールの性能・仕様・SaaSサービスを提供するベンダーのクオリティにも関係します。
機能が複雑で使いこなせない
SaaSではデータの形式やルールが統一されているわけではなく、例えば導入時には既存のシステムやExcelからSaaSへデータの移行がスムーズに行かず時間やコストがかかるケースがあります。
SaaSと既存業務とのマッチングがうまく行かず従来通りのプロセスに戻ってしまっているケースも少なくありません。
また、Web会議やチャットアプリなど便利なツールがSaaSにはありますが、多くのID管理をしなければならないためユーザーには負荷がかかります。
セキュリティ面が不安
SaaSの課題のひとつとしてあげられるのがセキュリティ対策です。
SaaSのセキュリティ対策はベンダーで管理されるため、自社で新たなセキュリティ対策や機能を付け加えることができません。
導入時に自社の業務内容に応じたセキュリティを施さなければ情報漏洩が起こる可能性も否定できません。
また、SaaSを利用する際は常にインターネット接続するため不正アクセスやサイバー攻撃などを受けやすくなります。
SaaSを選ぶ際にはセキュリティの高いサービスを選ぶこと、そして自社の社員のセキュリティ教育の徹底も必要です。
特にID・パスワードの管理・アクセス権限の付与などにも最新の注意が必要になります。
ベンダーとはデータの暗号化・バックアップ機能・障害時の復旧手順など、導入する際に確認をしましょう。
複数あるSaaSの管理が面倒
社内でSaaSがどうのように使われているか調査したところ約30%は使われていないという試算があります。
増え続けるSaaSをどのように利用したらいいか分からない、さらに利用しないSaaSをどのように管理するのかも重要になってきます。
このような場合は、シングルサインオンでひとつのIDとパスワードで複数のSaaSにログインできる仕組みを活用すれば社員ごとの管理が不要です。
そうすればユーザーもそれぞれの専用パスワードを覚えておく必要はありません。
アクセスする際の端末制限・IP制限・複数認証の機能を利用すればセキュリティレベルも向上します。
SaaS運用を成功させるポイント
SaaS運用を定着させ業務改善につなげるためには主に下記の4つのポイントが重要になります。
- 導入の目的と目標を明確にすること
- サービスレベルのチェック
- 運営会社のセキュリティチェック
- 使いやすさ
SaaS運用を成功させるためには、社内で導入する目的と目標を明確にしておくことです。
そのためには自社が抱える課題の正しい認識をシェア・原因分析・解決方法を考えて自社の業務に最適なSaaSを選択しましょう。
SaaSはベンダーがサービスレベルを設定するためトラブルが発生しても自社でできることは限られます。
そのため導入前にSLA(サービス品質保証)や提供条件などのサービスレベルを確認しておきましょう。
SaaSを導入する場合、低価格なのはユーザーとして嬉しいところですがセキュリティレベルがそれに見合う程度では安心して利用できません。
SLAを確認するなどして、信頼度の高いサービスを確実に提供できるかどうか判断しましょう。
カスタマイズが難しいSaaSは100%自社に合ったものではありませんが、使用時に業務に支障が出ればいつまでも定着することなく効果を上げられずコストだけが発生する状態になるケースが少なくありません。
どんなに優れたSaaSも導入後にユーザーが利用しなければ意味がないため、導入を選定する時はユーザーに実際に利用してもらい、使いやすいサービスかどうかチェックすることを忘れないでください。
SaaS運用にはコンサルティング会社の利用がおすすめ
SaaSをうまく稼働させて業務にフィットした成果を出すためには優れたコンサルティング会社を活用しましょう。
また、コンサルティング会社を利用すれば情報漏洩にも対応したSaaSでイニシャルコストが大幅に削減できること・市場の変化に対応した最新のソリューションが利用できるなどさまざまなメリットがあります。
SaaSコンサルティング会社を利用するメリット
SaaSコンサルティング会社を利用するメリットについて具体的にみていきましょう。
自社に最適なサービスが選べる
SaaSコンサルティング会社に依頼すればユーザーの目線で最適な提案をしてくれます。
コンサルティング会社はユーザーの業務内容の把握から課題そして解決策までチェックし、自社にふさわしいSaaSを提案します。
また導入したら終わりではなく、会社にもよりますがその後のサポートでは保守・仕様変更・追加開発など継続的に対応してくれるため安心です。
効率良く運用できる
現状分析・業務設計・運用移行・業務改善まで一貫してサービスを提供するSaaSコンサルティング会社なら自社が抱える課題を認識し効率よく改善・運用して経営にうまく活かせるようになります。
SaaSサービスで重要なことはユーザーの環境に合ったサービスが提供できるかどうかです。
優れたコンサルティング会社はユーザーが求めていること以外にユーザーが気づいていない課題を明確にしコンサルティングできます。
IT人材を育成する必要がなくなる
コンサルティング会社に依頼すればIT人材を育成する必要がなくなるため、現場社員は日常業務に専念でき業務の負担を軽減することができます。
企業内でITに強い人材を育成または採用するには時間がかかり、導入前後だけ人材が必要であるケースがほとんどのためコスト的に判断してもコンサルティング会社に依頼する方がメリットがあります。
中長期的な費用対効果が抜群
SaaSを利用した経費削減は中長期的な視点から考えると費用対効果が高いといえます。
実はSaaSを導入後に費用対効果が実感できていないという悩みをよく聞きます。その多くは下記のような理由からでした。
- ユーザー自身で運用するには専門性が高いこと
- 自社に必要な機能を導入したが使い方が分からない
- ユーザーのログイン率が低い
- データを入力するのが面倒
- なぜSaaSを導入したのか分からなくなってきた
こうしたユーザーの悩みにSaaSコンサルティング会社を利用すれば顧客課題を解決するためのノウハウを提供して成功へと導いてくれるため、結果的に中長期的な費用対効果も出てくるというわけです。
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SaaSコンサルティング会社を選ぶポイント
それではSaaSコンサルティング会社を選ぶ際に注意しておくべきポイントについてみていきましょう。
自社のニーズを理解してくれる
どんなに経験が豊富なコンサルティング会社でも自社の現状とニーズをしっかり把握できなければ思った効果は期待できません。
自社の業務を分析・整理して解決方法を見い出し、自社に合ったSaaS運用を支援してくれるコンサルティング会社かどうか見極めなくてはなりません。
自社のノウハウや従業員のスキルが不足していても、自力でSaaSが正しく運用できるようなアドバイスができるかどうかも重要です。
柔軟な対応が可能
SaaSはユーザーが必要とする機能だけを利用できるため、自社でソフトウェアを開発するよりも導入コストが抑えられるのがメリットです。
コンサルティング会社を選ぶ判断基準として、ユーザーからのフィードバックやあらゆる業務の変化にも柔軟に対応できるSaaSの活用方法の提案ができるかどうかも大切なポイントになります。
エンジニアの顔が見える
SaaS導入コンサルティング会社はユーザーがITを活用してデジタル化を推進する環境づくりを目標に、詳細なヒアリングと的確な提案をします。
そのためにはユーザーとの信頼関係が不可欠であり、ユーザーの視点に立ったサービスや製品の提案をしなければなりません。
ユーザーにとってコンサルティング会社のエンジニアの顔が見えることは、自社でシステム開発ができない企業にとっては安心感につながり、SaaSを活用して業務の効率化を図ることができます。
SaaSの導入・運用を検討しているなら
SaaSの導入・運用は中長期的に企業の業務改善に大きく貢献できます。
例えばどこにいてもアクセスが可能であることから働き方改革の推進、さらにはSaaSの運用や保守はベンダーがするためユーザーが人員を配置するコストも削減でるため業務に専念できます。
一方でITの専門的な知識がなく導入しても使いこなせないのではないかと不安に感じるユーザーも少なくありません。
SaaSの導入・運用を検討しているあるいは悩んでいる方は、一度SaaS導入のコンサルティング会社である弊社にご相談ください。
ユーザー側でITの専門的な知識がなくても弊社ではSaaSを導入する際に綿密なヒアリングを行い、ユーザーが抱えている業務課題を洗い出すためユーザーごとに最適なSaaSサービスの提案をします。
もちろん導入後のサポートまで一貫しておこないますからユーザーも安心して利用できます。
SaaSを導入して業務効率化を実現しよう
SaaS運用を成功させるポイントやSaaSコンサルティング会社を上手く利用するメリットについて解説しました。
無数に広がるSaaSサービスのおかげで多くの企業は業務効率化を実現していますが、導入後に利用しなくなったという企業も少なくありません。
SaaSを導入する際は企業側の課題認識と解決に向けての取り組みが必要です。
また、SaaSの導入にはコストや業務がどのように変わるのかシミュレーションなども必要で、こうした認識を社員全員が共有することも欠かせません。
弊社はユーザーの課題認識とその解決に一緒に取り組み、SaaS導入後もスムーズな運用ができるようパートナーとして全力でサポートします。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています
しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。
SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
- SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
- SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
- SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。
しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。
SaaS事業者の皆様には、高品質で低コストなシステム連携の実現をご期待いただけます。
SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
弊社が開発・運営する「SaaStainer」は、この課題を解決しSaaSの本来のチカラを引き出します。
API連携などのノウハウがなくても、アカウントを作成しアプリにログインすることで簡単に連携を実現します。
SaaS間の連携開発に特化した弊社が、企業の業務フロー全体を改善することで、SaaS本来のチカラと企業本来のチカラを引き出します。
SaaS導入事例をご紹介!SaaS導入でよくある失敗例は?導入時に確認しておくべきことも解説します
「SaaS」とは「Software as a Service」の略称です。従来のアプリケーションはユーザーがパッケージを購入し、使用するパソコンにダウンロードさせ利用するというのが一般的でした。
しかしSaaSはサーバーに置かれたアプリケーションを、インターネットを介して利用するため、ダウンロードする必要はありません。
またアプリケーションはクラウド上に存在しているので、インターネットに繋がる端末があれば、いつでもどこからでも利用することが可能です。
昨今のコロナ禍でテレワークが拡大しており、SaaSを導入する企業が増えていますが、導入する際には事前によく確認をしておく必要があります。
実際の導入事例や失敗例を見ながら、そのメリットやデメリットについて考えていきましょう。
SaaS導入で可能になること
SaaS導入で可能になることはどんなサービスを利用するのかで変わってきます。代表的なものを5つ紹介しましょう。
・ビジネスチャット
ビジネスチャットはメールよりも手軽に利用でき、チャットルームを作成すれば複数人が参加することも可能です。
代表的なサービスに「Slack」や「ChatWork」があります。
・Web会議
Web会議ツールを利用することで会議をリモートで開催することが可能となります。フェイス・トゥ・フェイスでやり取りできるので、活発な議論を行うことができるでしょう。
代表的なサービスに「Zoom」や「Microsoft Teams」があります。
- グループウェア
グループウェアはスケジュールやメッセージの送受信、社内報などの機能を一括して管理することができます。代表的なサービスに「kintone」があります。
- スケジュール管理
スケジュール管理ツールを利用すれば予定の管理や共有を効率化することが可能です。代表的なサービスに「Google カレンダー」があります。
- 会計ソフト
会計ソフトを利用すれば給与計算や請求書管理、確定申告など企業や個人事業主の会計業務を効率化することができます。代表的なサービスに「マネーフォワード クラウド」があります。
SaaS導入までの流れ
ここでSaaSを実際に導入するまでの流れを見ておきましょう。まずは目的を明確化することが必要です。
そして導入するサービスは同じ機能を備えたSaaSが複数あるので、どれが自社の事情に合っているのか比較検討しなければなりません。
導入するサービスを決めたらベンダーと打ち合わせをして、トライアルを行うことになります。これらの流れを経て運用開始となるわけです。それぞれ解説していきます。
目的の明確化
まずはSaaSを導入して何をやりたいのか目的をはっきりさせなければなりません。前項で紹介したようにSaaSには様々な機能を持ったアプリケーションが提供されています。
ビジネスチャットを利用したいのかWeb会議ツールを使いたいのか、あるいは一度に複数のSaaSを導入したいのかなど、目的を明確にしておかねばなりません。
サービスの比較検討
SaaSでは同じ機能を備えたアプリケーションが複数存在します。Web会議ツールであれば代表的なものだけでも5つは挙げることができるでしょう。
これは他のサービスでも同様です。 その中から自社の事情にあったサービスを見極める必要があります。実際に試してみてサービスの比較検討を丁寧に行いましょう。
ベンダーと打ち合わせ
利用するサービスを決めたらSaaS提供元のベンダーと打ち合わせを行います。 サービスは無料で利用できるものから、月額定額制のもの、従量課金制を取っているものなど様々です。
まずは自社でどれくらいサービスを利用することになるのか概算を出しておきましょう。そのうえでどのコースを選択すれば合理的なのかベンダーによく確認を取ることです。
トライアル
導入するSaaSを決め利用するコースを選んだら、まずはトライアルを行いましょう。 トライアルには実際に複数の従業員を参加させる必要があります。
そして使い勝手はどうかなどをチェックしましょう。 トライアルの期間は2週間から1ヶ月は見ておく必要があります。その間に従業員を交代させながら、なるべく多く体験してもらいましょう。ここで大きな問題がなければ運用開始となります。
運用開始
トライアルで満足のいく結果を出せたらベンダーと契約を結んで運用開始となります。運用を開始したら利用部門の従業員へのユーザ教育や説明会なども行いましょう。
また運用実績の確認も必要です。定期的に運用状況をチェックしてコストに見合った使い方がなされているのか見る必要があります。
SaaS導入事例:株式会社リベロ・コンサルティング
株式会社リベロ・コンサルティングは業務設計を提供するコンサルティング会社です。社内業務を改善するには経理など一部門のみ効率化を図っても成果は上がりません。
業務全体を見渡して見直す必要があります。その目的のためにリベロ・コンサルティングは「Brownies Works」というサービスを提供中です。
バックオフィス業務の効率化
バックオフィス業務の効率化とは給与支払いの間違いや、月次が上がってこないなどのトラブルを解消するために取る手段といえます。 バックオフィス業務がスムーズにいくようになれば、本業に集中することができ業績を伸ばすことが可能です。 バックオフィス業務が整っていないと上場に支障をきたしたり、上場した後からトラブルが発生するなど様々な悪影響をもたらします。 企業にとってバックオフィス業務の効率化は避けて通れない道だといえるでしょう。
稼働環境の見直し
自動化したりシステムを導入して徹底的に効率化を図るなど、稼働環境を見直すことで業務を効率化させることも大切です。
例えば会計や経理などの人員は効率化によって要らなくなるのではなく、本来の仕事である「その数字を見てどうするのか」といった判断を行えるようになります。
「Brownies Works」はこれらの諸課題に対する回答といえるでしょう。
SaaSの提供は様々なメリットをもたらします。さらに詳しく知りたいのなら弊社までご相談ください。
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SaaS導入事例:株式会社ボンズコミュニケーション
株式会社ボンズコミュニケーションは、パッケージからオーダーメイドに至るまで幅広いコールセンター代行サービスを提供しています。
そして同社は『マネーフォワード クラウド請求書×kintone コネクター』を導入しました。
導入に至った大きな理由とは何でしょうか。また導入は業務の課題改善にどのように関わるのでしょう。それぞれ見ていくことにします。
導入した大きな理由
ボンズコミュニケーションは営業担当者が見積書作成から請求書発行まで行う体制をとっています。
この体制で『マネーフォワード クラウド請求書』を利用していたのですが、適正な見積書のステータス管理までは行えないという悩みを抱えていました。 また同社はクライアント向けのシステム構築から、社内の業務管理までは『kintone』を利用しています。
ですからこの両者を結ぶ『マネーフォワード クラウド請求書×kintone コネクター』の導入は同社にとって自然だったといえます。
業務の課題改善
ボンズコミュニケーションは『マネーフォワード クラウド請求書×kintone コネクター』を導入したことで、見積書管理から請求書管理における諸課題を改善しました。
将来的には現在ほぼオーダーメイド提案となっているコールセンター代行サービスについて、ハイパフォーマンスなパッケージサービス化を目指したいとしています。
SaaS導入でよくある失敗例
ここまではSaaSの有用性や自社ソリューションのSaaS化、SaaSを導入することで業務が改善された例などについて見てきました。
しかしSaaSを導入することが裏目に出るケースもあります。ここからはSaaS導入でよくある失敗例について紹介しましょう。
上手く活用できていない
SaaSを導入する際には社内の上層部と実際にツールを使う従業員の間で十分な認識の共有が必要です。 認識に差があると実際の現場では、「使いにくい」「使い方がよくわからない」といった理由から、ツールを積極的に使おうとしなくなります。 そうなるとせっかく導入したSaaSが形骸化してしまうでしょう。
複数のSaaSを管理できていない
ビジネスチャットやグループウェア、Web会議ツールなど複数のSaaSを利用することは珍しくありません。しかしSaaSの数が多くなりすぎると管理疲れが生じます。
SaaSはクラウド上のアプリケーションですから、ユーザーがアップデートなどを行う必要はありません。
ですがユーザーは何か連絡が来ていないかなどをチェックする必要があります。 複数のSaaSがあるとそのチェックにも時間を取られることになるでしょう。
それが次第にストレスとなり結果として複数のSaaSを管理できないという状況に落ち込んでしまいます。
SaaS導入時に確認しておくべきこと
SaaS導入時には確認しておくべきポイントがいくつかあります。それはシステムの稼働環境や機能性についてのチェックや、料金体系の確認、セキュリティについても対策が必要です。
順を追って解説します。
稼働環境
まずは稼働環境の確認が必要です。利用可能なデバイスは何かをチェックしましょう。パソコンやタブレット、スマホなど幅広いデバイスで利用できるSaaSから、パソコンのみでの利用を前提としているSaaSもあります。 自社の事情に合うかどうか判断しなくてはなりません。
機能性
SaaSはクラウド上のアプリケーションのため、カスタマイズしにくいという特徴があります。ですから試用版などで機能性についてよく確認しておくことが大切です。 ダウンロードして利用するアプリケーションはカスタマイズしやすいので、同じ感覚でSaaSを考えるのは間違いの元となります。
料金体系
SaaSにより料金体系は様々です。 月額定額制のものから従量課金制を取るもの、さらに利用コースがいくつか用意されているのが普通ですから、その中から自社に合ったサービスを選ぶ必要があります。
セキュリティ対策
繰り返しになりますがSaaSはクラウド上のアプリケーションです。そこにデータを上げるということは、情報流出のリスクが存在するということにもなります。
どんなデータを上げるのか決めておく必要があるでしょう。 なお昨今では情報流出は大きな社会問題ともなっています。SaaSの導入いかんに関わらず、セキュリティ対策はしっかり取るようにしてください。
SaaS導入を成功に導くポイント
SaaS導入を成功に導くにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。
それはまず目的と要件を明確にして業務フローを変える覚悟を持つことです。 そして全体の最適化を図ることも必要になります。
さらにシステムの導入はプロジェクト形式で行わなければなりません。それぞれ重要なポイントとなるので順に解説していきます。
目的と要件を明確にして業務フローを変える覚悟を持つ
SaaS導入により解決したい目的を明確にしたら、そのシステムに求める必要な要件を洗い出す必要があります。
具体的にいうと機能やコスト、セキュリティ対策やシステム間の連携などです。 さらに重要なのは場合によっては業務フローを変える覚悟を持つこと。
SaaS導入は業務フロー最適化のいい機会でもあるのです。
全体の最適化を図ることも必要
SaaS導入に伴い業務フローを変えると社内から反発の声が上がることもあります。そうならないためにも社内全体の最適化を図ることが必要です。 社内の意志を統一しておくことで、一丸となって対処するという形にしましょう。
システム導入はプロジェクト形式で
SaaS導入においては導入するサイドで設定や検証などの作業が多く発生します。
SaaS自体はそれほど厄介な設定などはありませんが、担当する従業員が本来の職務と兼任して行うと忙殺されることになるでしょう。 ですからSaaS導入をひとつのプロジェクトとして捉え、専任のプロジェクト・チーム(PT)で行うことをおすすめします。
PTならSaaS導入に専念できるので、忙しさから来るミスなどはなくなるはずです。 そしてPTの指導のもとで複数の従業員に実際に体験してもらいましょう。
これで導入のハードルはぐっと下がります。
もしSaaS導入について不安をお持ちなら、ぜひ弊社にご相談ください。
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SaaS導入に悩みを抱えないためにもコンサルの活用がおすすめ
いざSaaS導入を考えた際には様々な疑問点が浮かぶことがあります。
社内にエンジニアがいたとしても業務フローまで考慮させるのは無理な話です。そんな時は専門家の手を借りることをおすすめします。
SaaS導入に関して豊富な経験やノウハウを持つコンサルティング会社を利用することで、これまで自分たちでは気が付かなかった業務の問題点が明らかになるケースもあるのです。
SaaSの導入で悩んでいるなら弊社へ
弊社ではSaaS導入や運用支援サービスを提供しています。 豊富な経験やノウハウを持っているので、SaaS導入で悩んでいるならぜひ弊社までご相談ください。
SaaS導入の悩みを解決し業務の効率化を実現します。
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SaaS導入で業務を改善しよう
SaaSの導入事例や導入に伴う失敗例、導入時に確認しておくべきことなどについて解説してきました。
ビジネスチャットやWeb会議ツールを利用するくらいなら専門家に相談する必要はないでしょう。
しかし複数のSaaSを組み合わせて業務の改善を図る場合は、SaaS導入に関して豊富な経験やノウハウを持つ、コンサルティング会社を利用した方が良い結果を得られます。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています。
しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。 SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
- SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
- SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
- SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。
しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。 SaaS事業者の皆様には、高品質で低コストなシステム連携の実現をご期待いただけます。
SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
弊社が開発・運営する「SaaStainer」は、この課題を解決しSaaSの本来のチカラを引き出します。
API連携などのノウハウがなくても、アカウントを作成しアプリにログインすることで簡単に連携を実現します。
SaaS間の連携開発に特化した弊社が、企業の業務フロー全体を改善することで、SaaS本来のチカラと企業本来のチカラを引き出します。
SaaSサービスを一覧でご紹介|代表的なSaaSサービスを活用シーン別に詳しく解説します
近年社内の情報をクラウドで管理する企業が増えてきています。
インターネットを介して情報をやり取りすることで、離れた場所でもすぐに情報を共有することが可能です。
今回はクラウドで情報を管理・運用を行うSaaSサービスについてご紹介します。
代表的なSaaSサービスについて詳しくご紹介していきますので、導入をお考えの方などぜひ参考にしてみてください。
SaaSサービスの活用シーン
インターネットを介してユーザーにソフトウェアの提供を行うSaaSのサービスは、今や日本のビジネスシーンに置いて欠かせないものです。
以前は使用するソフトウェアはパッケージとして購入して、動かすコンピュータの中に入れて動かす必要がありました。
SaaSは使用者側のパソコンにインストールすることなく、ソフトウェアは提供者側で管理された状態で使用可能なサービスです。
従来のパッケージで購入してパソコンにインストールして使用する場合に比べてSaaSはさまざまなメリットがあります。
SaaSはクラウドでソフトの共有できるため、サービスによっては一度のプラン購入で社内すべてのパソコンでソフトウェアを使用可能です。
そのため、それぞれのパソコンにインストールする手間やコストを大きく削減することができます。
また、社外の端末からアクセスして使うこともできるため利用用途を大きく広げられる便利なサービスです。
グループウェアの主なSaaSサービス
企業や組織内のネットワークで活用されるグループウェアでのSaaSのサービスについて代表的なものをご紹介します。
Microsoft 365
Microsoft 365は、ExcelやWordなどのマイクロソフト製品をサブスクリプション形式で提供しているサービスです。
2020年4月にサービス名を旧名称のOffice 365から現名称のMicrosoft 365に変更されました。
利用できる主なツールは以下の通りです。
・Word(文書作成ソフト)
・Excel(表計算ソフト)
・Outlook(メールソフト)
・PowerPoint(プレゼンテーションソフト)
これらのソフトは買い切りタイプのMicrosoft Officeでも同様のソフトが提供されています。
サブスクリプション形式の大きなメリットは、買い切り型に比べてさまざまなプランが用意されていることです。
法人向けの料金プランは最安で1ユーザー当たり月額540円から設定されています。
保存容量やセキュリティ内容によって細かく料金プランが設定されており、企業の利用用途に合わせたプランを選択可能です。
Google Workspace
Google WorkspaceはGoogleが提供するビジネス向けのクラウドツールです。
利用できる主なサービスは以下の通りで、有料プランと無料プランも用意されています。
・Gmail(メールツール)
・Googleスプレッドシート(表計算ツール)
・Googleカレンダー(スケジュールツール)
・Google Meet(ビデオ会議ツール)
法人向けの有料プランでは、無料プランでは受けられない24時間のサポートや大容量ストレージなども利用可能です。
有料プランは少人数の事業者向けのBusinessプランでは月額680円からの3つのプランが用意されています。
大企業向けにはEnterpriseプランもあり、最大250人まで参加できるビデオ会議の利用や必要に応じてストレージを増やすことなども可能です。
また、利用開始時から全従業員が有料プランに加入することなく、人数を絞った部分導入という方法でも利用できます。
導入前に試験的に利用して自社に合わせたサービスの活用ができるか試してから全社員に導入するということも可能です。
サイボウズOffice10
サイボウズ Officeは1997年に最初のバージョンが開発された国産グループウェアの草分け的存在のサービスです。
年々ブラッシュアップが重ねられ、最新版のサイボウズ Office10は2013年に発売されました。
利用できる主な機能は以下の通りです。
・スケジュール(社内の予定共有)
・ファイル管理(文書やデータの共有)
・メール(メール管理)
特徴はMicrosoft 365などは個人でも利用するサービスが多いのに比べて、サイボウズOfficeはビジネスで使うツールに特化しています。
法人プランの月額利用料はユーザー1人当たり最安で500円から用意されており、その他のサービスと比べても非常にリーズナブルです。
サーバー代や初期費用もかからないため、コストを抑えてグループウェアのシステムを利用することができます。
会計ソフトの主なSaaSサービス
ビジネス向けのSaaSサービスの中には会計処理の機能に特化させたサービスもあります。
会計ソフトの主なSaaSサービスについてご紹介しましょう。
freee
freeeはクラウド型の会計ソフトで、個人事業主から数百人規模の法人まで広く利用されているサービスです。
主に法人会計業務全般に活用できるサービスであり、膨大な経理業務や情報の管理に大きく役立ちます。
freeeの特徴は、さまざまな会計データの取り込みやその仕訳を自動で行い手動で行う負荷を軽減させることです。
また、多くの会計ソフトはインストール型の買い切りタイプですがfreeeはクラウド型であるため常に最新のソフトを利用できます。
データの共有もメール等で送ることなく、安全にクラウド上で共有することが可能です。
サポート体制もしっかりとしており、チャットやメールで使い方や業務の不明点を確認することができます。
弥生会計オンライン
弥生会計オンラインは弥生会計が提供するクラウド型の会計ソフトで、会計知識のない状態でも簡単に利用できるソフトです。
主に小規模法人を対象にしており、起業したての法人や経理処理を未経験の方でも迷うことなく使えることが大きな特徴でしょう。
データを取り込む方法として、クレジットカードの利用履歴や領収書をスキャンして自動で取り込み仕訳をする機能があります。
経理処理を行うには勘定科目ごとに振り分けなければなりません。
正しい項目に数値を振り分けるためには経理の知識が必要です。
弥生会計オンラインでは指示されたステップ通りに日付や金額などの簡単な入力だけで決算書等の書類を作成できます。
複雑になりやすい会計業務を簡略化させ効率的に業務を行えるよう「かんたん、やさしい」をコンセプトに作られた会計ソフトです。
Money Forward クラウド
Money Forward クラウドは取引明細データを自動で取得し、AIを活用して作業を繰り返す度に効率化していくクラウド型会計ソフトです。
他のサービスであれば項目ごとに手動で入力しなければなりません。
しかし、Money Forward クラウドはAIを使って自動入力・自動仕訳を行うため作業を大幅に簡略化できます。
また、データを使って経営状況などのレポートを自動作成する機能もあるためデータを分かりやすく可視化することが可能です。
データ管理だけでなく自社の運営状況もレポートによって把握することができるため、ソフトを活用できる幅も広がるでしょう。
ビジネス向けのSaaSサービスの導入をご検討でしたら、ぜひ弊社にご相談ください。
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弊社ではSaaS導入の支援事業を行っており、お客様にあった最適なサービスをご提案できます。
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ビジネスチャット・社内SNSの主なSaaSサービス
社内の連絡ツールとしてビジネスチャットやSNSを活用する企業が増えています。
そこで活用されるビジネスチャットや社内SNSの主なSaaSサービスをご紹介しましょう。
Chatwork
Chatworkはオンライン上で社内コミュニケーションを行える日本で開発されたビジネスチャットツールです。
現在30万社以上の企業が利用しており、無料からでも使えることで広く利用者を伸ばしています。
利用できる主な機能は個別チャット機能やグループチャット機能です。
個別チャット機能は利用者同士で1対1のチャットができるもので、パソコンやスマートフォンなど別のデバイス間でも利用できます。
グループチャット機能は複数の利用者でグループを作れて、招待すれば社外のメンバーもグループに加えられるのが特徴の1つです。
従来のこうしたサービスでは、社内のメンバー間でしかグループを作れないのが一般的でした。
Chatworkでは社外メンバーもグループに加えられるため、社内用と社外用のアカウントを使い分けることなく利用できます。
Slack
Slackはアメリカでリリースされたコミュニケーションツールで、日本でもおよそ50万人以上の利用者がいます。
当初はWebブラウザ上でのサービスでしたが、現在はモバイルアプリの開発で気軽に使えることから利用者を増やしているサービスです。
SlackはChatworkと同様に直感的に操作できるビジネスチャットツールですが、大きな特徴としてカスタマイズ性の高さがあげられます。
参加するチャンネルごとに通知の有無を分けたり、Googleなどの外部サービスと連携させたりすることも可能です。
高度な管理ツールを使えることからエンジニアが多いIT企業での利用が多いことも特徴の1つでしょう。
Talknote
Talknoteは一般的なコミュニケーションツールの機能に加えて、独自の人工知能を使って利用者のアクセス情報などを解析できるツールです。
主な機能は、1対1でメッセージをやり取りするメッセージ機能や部署間で情報を共有できるグループ機能などがあります。
これらの機能に加えて、Talknote独自の利用者のモチベーションを感知する機能があり社員の興味関心度を図ることが可能です。
Talknoteへのアクセス時間や投稿数の情報を測定しグラフ化することで仕事への意欲が図れます。
また、長くログインしているようであれば勤務時間が長くなっておりオーバーワークの可能性も考慮できるのです。
これらの情報を集めることで現場の職務状況を把握しやすくなり、離職率や社内の不満をいち早く見つけることができます。
CRM・名刺管理の主なSaaSサービス
営業活動で顧客からもらった名刺などを適切に管理することは、その後の営業成績に大きく関わります。
名刺管理やCRM(顧客管理システム)を行う主なSaaSサービスについてご紹介しましょう。
Salesforce
Salesforceは企業の営業支援を行うための機能を搭載したクラウド型のCRMサービスです。
顧客の問い合わせ対応や情報管理など営業活動に必要になるものをクラウドで管理できるツールであり国内外で広く利用されています。
Salesforceの中でもいくつかの製品があり、その1つである「Sales Cloud」はCRMと営業効率化ツールをパッケージ化した製品です。
顧客から得られる情報などを、クラウド上で管理し記録することができます。
ユーザーが広告をクリックしてから購入などのアクションに至るまでの期間等も図ることが可能です。
Salesforceはネット環境があればパソコンだけでなくスマートフォンからもアクセス可能で高度なセキュリティで保護されています。
そのため導入までのハードルが低く、比較的容易に情報を一元管理することができるシステムです。
Knowledge Suite
Knowledge SuiteはSFA(営業支援システム)やCRM、グループウェアのサービスをまとめた総合ビジネスアプリケーションです。
通常のサービスではSFAやCRMなどは、それぞれの提供サービスと契約する必要があります。
Knowledge Suiteはそれらを統合し1つのアプリケーションで提供しているもので、さらにクラウドで情報共有できるシステムです。
Knowledge Suiteを導入する大きなメリットとして容量課金制であるためコストパフォーマンスに優れていることがあげられます。
通常では契約する社員数に応じて金額が決められるのが多いですが、容量課金制であれば必要な分だけ契約することが可能です。
他のCRMサービスに比べて比較的安価な金額で利用できるため、社員数の少ない事業者でも導入しやすいシステムでしょう。
Eight
Eightは無料から利用することができる名刺管理ソフトです。
データを入力するのも手動で行うのではなく、カメラで名刺を撮影することで自動で情報を取り込むことができます。
また、全国のコワーキングやカフェなどに設置された高機能スキャナーも無料で使えて高い精度で名刺情報を取り込むことも可能です。
Eightに情報を登録しておくと、部署や役職に変更が合った際に情報を書き換えるだけで登録した相手に自動で通知を送れます。
相手の情報が変更された際にも自分に通知がくるため、再度名刺交換をするような手間を省くことができるのも大きなメリットです。
プロジェクト管理の主なSaaSサービス
社内で複数のプロジェクトを並行して行う場合には、その管理が重要になります。
そうしたプロジェクト管理をクラウドで行えるSaaSサービスについてご紹介しましょう。
Trello
Trelloは基本的な機能は無料でも使うことができるプロジェクト管理ツールです。
料金プランは無料・Business Class・Enterpriseの3つのプランが用意されています。
無料と有料のプランの大きな違いは、アップロードできるファイルサイズの充実度とセキュリティの精度です。
利用する社員の数が増え、セキュリティ面で強化したい場合にグレードの高い有料プランを利用する必要があります。
また、使いやすいインターフェースで初めて利用する場合でも簡単に操作できることも大きな特徴です。
プロジェクトを管理するボードにポストイットを貼るような感覚で業務の進捗状況を管理することができます。
業務が完了したらチェックを入れて次のタスクへ移れるようなカンバン方式を使った直感的な操作が可能です。
Wrike
Wrikeは全世界で2万社以上に導入されている世界的に認知されているプロジェクト管理ツールです。
特徴はプロジェクトの進捗やタスクの管理を簡単に可視化できて、外部サービスとも連携させやすいことがあげられます。
Wrikeではプロジェクトやタスクの管理をリスト形式で一目で進捗状況を可視化することが可能です。
また、進捗を管理するだけでなく情報を抽出してレポートを作成する機能も搭載されています。
社員ごとのタスク量をまとめたレポートを使うことで全体の稼働状況を把握し、次のプロジェクトに活かすことが可能です。
他社サービスであるGmailなどのメールサービスやDropboxなどのオンラインストレージといった外部サービスとの連携もできます。
外部サービスとスムーズに連携させることにより、作業をより効率的に進めることができる効果的な管理ツールです。
SaaSサービスで得られる効果
SaaSサービスでは、それまで個々のデバイスにインストールさせる必要があったソフトをクラウド上で簡単に共有することができます。
その利便性の高さからSaaSサービスは市場で年々拡大しており、今後もさらに成長が見込めるサービスです。
SaaSサービスで得られる具体的な効果についてご紹介していきます。
人的リソースを有効活用できる
SaaSサービス導入により人的資源を削減し人的リソースを有効活用できることにつながります。
SaaSのサービスはクラウドでデータを共有し情報管理を自動化できることで人員コストを大きく削減させられるシステムです。
そのため、少ない従業員でも効率良く作業を進めることができます。
インストール型の場合はサービスを利用するためにその都度使用するデバイスにソフトをインストールさせなければなりません。
その手間が省ける分、人員コストを他の作業に回し有効活用することができます。
コスト削減につながることも
SaaSサービスは人員コストだけでなく費用面のコストの削減にもつながります。
インストール型の場合は使うデバイスが増えると、その度に費用を支払わなければなりません。
SaaSサービスの契約は社員ごとのライセンス契約やデータの容量で料金が設定されています。
使用するデバイスが増えても料金は発生しないため、ユーザーは利便性を高めた状態を保ちつつコストを抑えることが可能です。
SaaSサービス導入による具体的な効果についてご興味があれば、ぜひ弊社にご相談ください。
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弊社では導入で得られるメリットのご提案や導入後の運用サポートなども行っています。
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SaaSサービスの導入時の注意点
さまざまなメリットがあるSaaSのサービスですが、導入時に注意しなければならない点もあります。
SaaSのサービスはクラウドで情報を簡単に共有できますが、利用する上でセキュリティ面には注意が必要です。
インターネット上で使用するため情報が漏洩してしまうリスクは少なからずあります。
また、サービス自体のセキュリティは高くてもIDやパスワードが人為的ミスによって漏洩してしまう可能性もあるでしょう。
簡単に社内の情報を共有できる反面、情報漏洩が起きた時には社内のさまざまな情報が一気に流出してしまいます。
そして、インターネットで管理するためシステム障害などでインターネットに接続できなくなるとすべての情報にアクセスできません。
その間システムが使えなくなってしまうため社内の業務に大きな影響を与えてしまいます。
利便性の高いシステムではありますが、起こり得るトラブルを社内で想定し事前に対応策を考えておく必要があるでしょう。
SaaSサービスの導入で悩んでいるなら
Saasサービスは年々サービスの幅を広げており、多くのビジネスシーンで活用されています。
操作性の高さだけでなく、業務を簡略化できるため人的コストや費用を抑えた運用が可能なメリットの多いサービスです。
しかし、運用面ではセキュリティへの意識を高く持つ必要があり、起こり得るトラブルも事前に想定し対策を打たなければなりません。
SaaSサービスの導入で悩みがある場合は弊社にご相談ください。
弊社では豊富なノウハウを活用し企業の事業内容に合わせたSaaS導入をご提案することが可能です。
導入後の運用サポートについても行っていますので、不安な点があれば何でもご相談ください。
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SaaSサービスでビジネスは変わる
インターネットを活用してサービスを提供するSaaSのシステムは近年ではさまざまなビジネスシーンで活用されています。
SaaSのシステムは利用するデバイスに関わらず、クラウド上で情報を簡単に共有することが可能です。
利便性が高くメリットも多いサービスではありますが、クラウド上でデータを管理することにはリスクもあります。
また、サービスを提供している事業者も多いため、自社に合った最適なサービスを選択するためには知識が必要です。
弊社ではそうした利用者の悩みを解決するため、さまざまなサポートを行っています。
専門家のアドバイスを受けた上で自社にあった最適なSaaSサービスを選び活用していきましょう。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています
しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。
SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
・SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
・SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
・SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。
しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。
SaaS事業者の皆様には、高品質で低コストなシステム連携の実現をご期待いただけます。
SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
弊社が開発・運営する「SaaStainer」は、この課題を解決しSaaSの本来のチカラを引き出します。
API連携などのノウハウがなくても、アカウントを作成しアプリにログインすることで簡単に連携を実現します。
SaaS間の連携開発に特化した弊社が、企業の業務フロー全体を改善することで、SaaS本来のチカラと企業本来のチカラを引き出します。
オンプレから移行する企業が増えている理由を解説!クラウド移行のメリットや流れもあわせてご紹介します
オンプレからクラウドへの移行について迷ったり悩んだりしていませんか。近年、多くの企業でクラウド化を進めています。
しかし、オンプレとクラウドの相違点やクラウドのメリットを正確に把握しておかないと、単に「移行しただけ」で終わりかねません。
この記事ではオンプレから移行する企業が増えている理由、クラウド以降のメリット・流れについて紹介しています。
記事の内容をしっかりと理解して、オンプレからクラウドへの移行を安全かつスムーズに進めましょう。
オンプレミスの概要
「オンプレミス」とはITシステムを構築する際、ネットワーク機器やサーバーを購入・レンタルして設置・運用することを意味します。
なお、機器類を自社の建物・施設内に設置する際には「自社運用型」と呼称することもあり、従来から行われてきた手法です。
クラウドが登場するまではオンプレミスもしくは外部のハウジング・レンタルサーバーが一般的な選択肢だったといえます。
オンプレミスは自社内にITシステムを構築することから、カスタマイズやセキュリティ面においてメリットがあり長く利用されてきました。
クラウドの特徴
近年、移行が進んでいる「クラウド」はインフラ・ソフトウェアを持たずとも、インターネット上で必要なサービスを利用する仕組みです。
クラウドの特徴はWeb上のクラウドコンピューティングなど外部リソースを活用することで、同様のITシステムの構築が可能となる点です。
自社内に大規模なITシステムを構築する必要がなくなり、ソフトウェアを購入・インストールを行う必要もありません。
また、ユーザーは該当するサービスのアカウント及び権限を所有していれば、自身のスマートフォンからでも利用することができます。
オンプレから移行する企業が増えている理由
クラウドで展開されるサービスの品質が向上し、その種類が増えるにつれオンプレから移行する企業が増えています。
また、クラウドへの移行を検討している企業も少なくありませんが、安易に移行することは非常にリスキーです。
ここではオンプレからクラウドに移行する企業が増えている理由を紹介します。自社の課題解決に合った理由を確認してみましょう。
コスト削減
オンプレからクラウドに移行する理由として、多くの企業があげているのが「コスト削減」です。
オンプレの場合、ITシステムの構築に必要な機器類を購入もしくはレンタルする必要があり、機器類の設置場所も必要となります。
構築するITシステムの規模が大規模かつ複雑になるほど、設置・構築にかかるコストは高騰する上、システムの維持経費も必要です。
クラウドであれば利用料はかかるものの、機器類の購入や維持にかかるコストを必要としないことから大幅なコスト削減につながります。
運用管理者の負荷を減らしたい
オンプレからクラウドに移行することで、運用管理者の負担を大きく軽減することとなり、必要最低限の配置で対応が可能となります。
オンプレの場合、必要なものはコストだけでなく、保守やトラブル対応のためのシステムの運用管理者も必要です。
大規模なITシステムを導入する場合、運用管理者は24時間体制で常駐することが求められ、複数人の配置が不可欠となります。
また、ITシステムは高度化・複雑化が進んでおり、運用管理者には豊富な経験と高いスキルが求められることが一般的です。
クラウドは機器類の保守を必要とせず、システムのメンテナンスもクラウド側で行うことから、運用管理者の負担は大きく軽減できるでしょう。
SaaS間の連携を効率的・効果的に開発するには「Master Hub」が便利です。ぜひ弊社にご相談ください。
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オンプレとクラウドの違い
オンプレからクラウドに円滑に移行するには、両者の違いや特性をいくつかの項目ごとに把握しておくことが不可欠です。
ここではオンプレとクラウドの違いをいくつかの項目に沿って紹介します。正しく理解してクラウド移行への参考としましょう。
コスト
オンプレの場合、ITシステムの構築に必要な機器類の購入もしくはレンタル代に加えソフトウェアのライセンス料などが必要です。
さらに、運営管理にかかる保守・修繕費・設備費に加え、運営管理者にかかる人件費などがランニングコストとして考えられます。
また、数年に1度はシステム全体の見直し・改善も必要となり、その際にも莫大なコストが必要であることも忘れてはなりません。
クラウドの場合、機器類の購入やレンタルにかかる初期コストに加え、ランニングコストも最小限に抑えることが可能です。
必要なランニングコストとしてはクラウドサービスの使用料に加え、最小限の運用管理担当者にかかる人件費となります。
ITシステムのアップデートはクラウドサービス側で行われることが大半であり、自社でコストをかける必要はほとんどありません。
カスタマイズ性
カスタマイズ性の観点では、オンプレに軍配があがります。基本的にオンプレは自由にカスタマイズすることが可能です。
経営方針や企画の変更にも柔軟に対応できるため、自社のニーズにマッチしたシステム構築・修繕をいつでも実施することができます。
一般的にクラウドはカスタマイズが難しいとされていますが、IaaS型クラウドであれば比較的自由に利用することが可能です。
また初期費用は高額になるものの、自社が必要とするシステムとなるようオーダーを受け付けているクラウドもあり、その動向が注目されます。
セキュリティ
セキュリティ面において、オンプレは自前のITシステムを活用することから、比較的セキュリティ対策が施しやすいといえます。
ただし、セキュリティ管理については日々進化している状況であることから、豊富な経験・高いスキルを持った運用管理者の存在が不可欠です。
クラウド型の場合、他のユーザーとは分かれているプライベートネットワーク(VLAN)環境を利用することで、高い安全性が保たれています。
クラウド型は「セキュリティに難がある」といった評価も、プライベートネットワークの導入などで解消されているのが現状です。
構築期間
構築期間はITシステムの規模や内容にも異なるものの、オンプレの場合では数週間から数か月を要します。
ITシステムの設計から開発・構築まで行う場合はテスト期間も必要となり、さらに期間を要することも少なくありません。
これに対してクラウドは既存のサービスを利用するのであれば、アカウントへの初期設定が完了すれば即日でも利用することが可能です。
ただし、既存サービスのカスタマイズやITシステムのオーダーを必要とする場合は、その内容によって数週間を要することもあるでしょう。
オンプレからクラウドへ移行するメリット
オンプレからクラウドに移行するには、そのメリットを正しく理解しておくことが不可欠です。
正しく理解しないままに移行してしまうと、メリットを実感できないばかりか誤った移行・運用方法を進めることもあります。
ここで紹介するオンプレからクラウドへ移行するメリットを理解して、適切な移行・運用への参考としましょう。
導入が簡単
オンプレからクラウドに移行するメリットとしてあげられるのが非常に簡単に導入することができる点です。
クラウドを導入するにはアカウントを取得して、必要な初期設定・データ移行といった作業を行うだけで準備は完了します。
もちろん、ITシステムの構築・既存サービスのカスタマイスを行う場合には、設計や開発などの準備作業が必要です。
しかし、ITシステムの設計・開発から機器類の導入が必要なオンプレと比較すると、遥かに簡単な作業で導入できるでしょう。
管理の負担を減らすことができる
クラウドを導入した場合、システムの管理・保守やトラブル対応はクラウドを提供する会社側で行います。
また、HA機能(自動フェイルオーバー)構成のクラウドサービスであれば、ハードウェアが故障した際にも自動復旧が可能です。
つまり、クラウドを導入した企業ではPCのトラブル対応などの保守は必要であるものの、オンプレと比較すると大きく負担を軽減できます。
管理の負担が軽減されれば、運用管理者の配置も最小限に止めることが可能となり人件費の面でも大きなメリットが得られるでしょう。
どこからでも利用できる
アカウントさえあれば場所を選ばず、どこからでも利用できる点もオンプレからクラウドに移行するメリットです。
オンプレの場合、基本的に利用できるのは社内のみとなり、在宅ワークなどへの対応が困難になります。
クラウドの場合、基本的にITシステムはオンライン上で構築されており、アカウント・対応する端末があれば利用する場所を選びません。
働き方が多様化する現状において、場所を選ばずITシステムを利用できることは大きなメリットだといえるでしょう。
セキュリティ面が安心
IT化が進む現代では情報などのセキュリティ面が安心な点もクラウドを導入する上での大きなメリットだといえるでしょう。
オンプレの場合、自社でシステムを開発・構築することから、セキュリティ対策が施しやすいとされています。
一方、クラウドの場合は、物理的に他のユーザーと分離されたVLAN(プライベートネットワーク)環境を利用しているため安全です。
IT化が進むにつれセキュリティ強化は大きな課題ですが、クラウドもオンプレ同様に安心して利用できるといえます。
クラウド移行前に準備しておくべきこと
クラウドへの移行前には既存の社内ITシステムの要件が、導入を検討しているクラウドサービスに適合しているか確認しておきます。
クラウドに移行するメリットの1つであるコスト削減を実現するには、既存の社内システム要件の洗い出しを丁寧に行うことが不可欠です。
また、次の事項について準備・検討しておくと移行がスムーズになります。
- 取り扱うデータの種類
- アクセス権限の付与範囲
- 移転前後のシステムの相違点
- 移転方法
- 必要となる予算
- スケジュール
さらに、クラウドへの移行に関する責任者や役割・担当者などを定め、責任の所在を明確にしておくと良いでしょう。
クラウド移行までの流れ
ここでは、クラウド移行までの流れについて紹介します。
円滑に移行作業を進めるには全体的な流れを把握しておくことが不可欠です。
なお、全体的な流れが把握できたらコストの積算及びスケジューリングを行い、クラウドへの移行作業を進めましょう。
打ち合わせ
打ち合わせの段階では運用管理担当者に加え各部署の代表者が集まり、クラウドに移行することで成し遂げたい目的を明らかにしましょう。
「なぜ移行する必要があるのか」「何を実現させたいのか」を明確にすることで、クラウドに必要な機能・サービスが明確になります。
また、既存の社内システムとクラウドサービスの要件がマッチするかを確認し、移行後の完成形を社内で共有しておきましょう。
計画・準備
計画・準備の段階では、「いつ」「どういったデータ・システム」を「どういった方法」で移行するのかを決めます。
特に複数のシステム・データを移行する場合は、移行する順序も大切であり、業務に悪影響を与えるようでは本末転倒です。
可能な限り閑散期にデータ量の少ない、もしくは業務への影響が少ないデータ・システムから順を追って移行するよう計画します。
また、大量のデータ移行に備えてCPU ・メモリなどの増設、管理ドキュメントの更新・各種設定の洗い出し等の準備も進めておきましょう。
開発・導入
クラウド化の目的が定まり、計画・準備が完了したら、ITシステムの開発及びクラウドの導入を進めていきましょう。
既存のクラウドサービスで対応しきれない場合は、クラウドアプリケーションの設計・開発・導入作業が必要となります。
なお、クラウドを導入する当日の作業手順を明確にしておくことや、連絡体制を確認しておくことも大切です。
また、移行中にトラブルが発生することも想定し、切り戻しを決定する基準を設定するとともに対策要員を確保しておきましょう。
テスト
クラウドへの移行が完了したら、事前に作成したチェックシートに基づいて動作確認テストを実施しましょう。
なお、動作確認テストは「単体テスト」「結合テスト」「総合テスト」の3ステップで検証するのが一般的です。
動作確認テストでトラブルが発生しなければ、いよいよクラウドでの運用を本格的に開始します。
サポート
クラウドでの運用開始後は必要に応じてサポートを行います。
特に運用開始直後は操作の不慣れから、様々なトラブルが発生しがちです。
なお、サポートに当たっては自社の運用管理担当が行う場合と、システム開発を担当した部外のエンジニアなどが行う場合があります。
弊社のコンサルティングを活用して、効率的にSaaSを導入しましょう。ぜひ、ご相談ください。
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クラウドへ移行する際の注意点
オンプレからクラウドへ移行する際には以下の3点について注意しましょう。
- サーバーの接続先・接続方法を社内周知する
- データの種類ごとの移行方法を確認・周知する
- データのバックアップを入念に行う
クラウドへの移行についてはシステム担当者で行いますが、データの移行やバックアップは、それぞれの部署で行うのが一般的です。
しかし、データ移行やバックアップ以前にサーバに繋がらない、もしくは接続方法がわからないケースも少なくありません。
運用管理者はクラウド移行後のトラブルを回避するためにも、上記の3点については早い段階から社内周知を進めましょう。
また、操作方法などが大きく変更となる場合はマニュアルの作成・業務研究会の開催も視野に入れておきます。
オンプレからの移行を検討しているならストラテジットへ
オンプレからクラウドへの移行は大きなメリットがある反面、手順を誤ってしまうと大きなダメージを負いかねません。
安全かつ円滑にオンプレからクラウドへの移行を成功させるには、豊富な知識と高いスキルが必要不可欠です。
弊社では数多くのクラウド化を成功させてきた実績があり、サポートにも定評があります。
オンプレからの安全かつ円滑な移行を目指すなら、SaaS導入支援・SaaS連携開発に定評のある弊社にご相談・サービスをご利用ください。
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クラウド化で業務の効率を上げよう
オンプレからクラウドへの移行を進めている企業が増えており、今後ますますクラウド化が加速することが想定されます。
クラウド化を進めるにあたっては、「目的」「セキュリティ」「コスト」面を踏まえてスケジューリングすることが重要です。
安全かつ確実な移行を完遂することで運用管理担当者の負担が大きく軽減できるだけでなく、効率的な業務推進に繋がります。
しかし、オンプレからクラウドへの移行は簡単なものではありません。豊富な経験や高いスキルが必要不可欠です。
弊社では数多くのクラウドへの移行案件に対応してきた実績があります。ぜひ、弊社にご相談のうえサービスをご利用ください。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。
SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
- SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
- SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
- SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。
それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。
しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。
SaaS事業者の皆様には、高品質で低コストなシステム連携の実現をご期待いただけます。
SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
弊社が開発・運営する「SaaStainer」は、この課題を解決しSaaSの本来のチカラを引き出します。
API連携などのノウハウがなくても、アカウントを作成しアプリにログインすることで簡単に連携を実現します。
SaaS間の連携開発に特化した弊社が、企業の業務フロー全体を改善することで、SaaS本来のチカラと企業本来のチカラを引き出します。
SaaS導入のメリットは?導入の流れや注意点をSaaS導入支援の専門家が分かりやすく解説します
インターネットの普及によりビジネス環境が大きく変化する中、SaaSというクラウドサービスも多くの企業が注目するものとなりました。
しかし、他のクラウドサービスとの差別化や他社サービスとの差別化を行うためには、SaaSのメリットなど特徴を把握したうえでの運用が必要です。
そこで、今回はSaaSの導入のメリットや導入の具体的な流れについて解説します。注意点なども踏まえてご紹介するので、参考にしてください。
SaaSの概要
SaaSとはクラウドサービスの1つであり、正式名称はSoftware as a Serviceといいます。
従来であれば、ソフトウェアやアプリケーションは個人の端末にインストールすることで初めて利用可能であり、その端末でのみ利用するものでした。
しかし、SaaSを導入すればソフトウェアやアプリケーションの機能をネットワーク経由で利用できるようになります。
メールやコミュニケーションツールが最も身近な具体例となりますが、端末にインストールすることなくインターネットに接続していればいつでもソフトウェアを利用することができるサービスです。
PaaS・IaaSとの違い
類似したクラウドサービスの種類として、PaaSやIaaSがあります。
SaaSと混同しやすいですが、どちらもSaaSとはサービスの提供範囲が異なるため細かい違いを理解したうえでの利用が必要です。
ここでは、それぞれの違いについて解説しましょう。
PaaS
PaaSの正式名称はPlatform as a Serviceになります。
インターネットを通じてシステム・アプリケーション・ソフトウェア開発などを行うために必要となる、ランタイムやデータベースなどを提供するサービスです。
ソフトウェアなどの開発側は、コードの記述に専念できる点が特徴になります。
SaaSと異なる点は、サービスの提供範囲です。
クラウドサービスは6つのレイヤーからなり、アプリケーションソフトウェア・ミドルウェア・OS・サーバー・ストレージ・ネットワークの順で深くなる構造になっています。
SaaSは全てのレイヤーが提供範囲です。一方PaaSはミドルウェアまでしかカバーしておらず、アプリケーションソフトウェアは提供範囲には含まれていません。
IaaS
IaaSとはInfrastructure as a Serviceの略称です。インターネットを通じて、主にストレージ・メモリ・CPUなどを提供するサービスのことを表します。
ユーザーは自由なリソースの構成が可能であり、任意のアプリケーションを開発・構築できることが特徴です。
SaaSとの違いは、PaaS同様に提供範囲が異なることにあります。IaaSはサーバーまでしか提供範囲に含んでいません。
カバーされているレイヤーの範囲が狭いほどカスタマイズ性は高くなり、カバーするレイヤーの範囲が広がるほど運用管理や構築の手間を削減できる特徴をもちます。
そのため、IaaSはSaaS・PaaSと比較すると最もカスタマイズ性が高いことが特徴です。
SaaS導入のメリット
SaaSと各クラウドサービスの違いについて把握できましたが、導入を考えるのであればSaaSを使用することのメリットについても押さえておかなければなりません。
ここでは、SaaS導入のメリットについて解説します。
導入がスピーディーにできる
ひとつ目のメリットが、導入がスピーディな点です。
パッケージ版のアプリケーションやソフトウェアの場合、端末などのハードウェアやミドルウェアの用意が必要になります。
そして、そこにアプリケーションやソフトウェアをインストールして初めて使用可能です。
しかしSaaSを導入すれば、インターネットに接続しているだけでアプリやソフトウェアの機能を使用できるようになります。
インストールの手間なく、簡単かつスピーディに導入できるのです。
どこからでも利用できる
場所を問わずどこからでも利用できる点も大きなメリットになります。
従来のソフトウェアやアプリケーションでは、インストール済みの端末でしか機能の利用は不可能でした。
そのため、何らかのトラブルなどで端末が使用不可能になれば、他の端末からの利用ができないためにソフトウェアも使用不可能な状態に陥ってしまいます。
一方、SaaSを導入すればアカウント情報やデータはクラウド上に保存できる仕組みです。
そして、それらの情報をインターネット経由で呼び出せば、あらゆる端末で利用が可能になります。
PC・タブレット・スマートフォンなど端末にもとらわれず、場所も問わないので在宅勤務のような環境が全く異なる場所でも臨機応変に対応可能な点は大きな特徴です。
導入コストが安い
導入コストが安いこともSaaS導入の大きなメリットになります。通常、高度なアプリケーションソフトウェアをあらかじめ導入しておくことは、非常にコストを伴うものです。
しかし、SaaSについては導入にあたっての費用は非常にリーズナブルになります。サブスクリプション方式をとっていることが多いので、毎月一定額を支払えば低コストで導入が可能です。
しかし、大規模な企業で導入する場合は、全社導入するとなると高額になるケースもあります。
その場合は、一部の社員分だけ契約を行うといった対策をとるか、無料期間を利用して試運転の効果や様子を見て検討してもいいでしょう。
ソフトウェア開発を行う必要がない
SaaSを利用すれば、自社でソフトウェアを開発する必要がなくなることもメリットのひとつになります。これは、すでに完成しているサービスを利用するだけだからです。
従来通り自社開発を行おうとすると、まずはハードウェアやミドルウェアなど色々なものを取り揃えなければなりません。この時間は非常に手間のかかる要素です。
また、コストも多額の費用を投じる必要があり、開発期間も長期に及んでしまいます。
時間と資金を合わせたコストは、自社開発のメリットを除いても会社にとってはかなりの痛手です。
しかし、SaaSを導入すれば初期投資は少なく済み、利用のための手続きはクラウド事業者と契約するだけなので短期間でサービスを利用することが可能になります。
セキュリティ面が安心
会社のデジタル情報化に伴ってセキュリティ面は非常に重要なポイントですが、SaaSはセキュリティ面においても安心です。
自社開発であれば、セキュリティ面については自社で管理する必要があります。万が一のトラブルがあれば、保守メンテナンスも全て自社で行わなければなりません。
しかし、SaaSのサービスは、クラウド事業者が運用・保守を行います。常に細心の注意をはらい、専門的な対策を行ってくれているので安心です。
また、セキュリティ対策をしてくれていることで、自社では保守・運用にコストをかける必要がないのでコスト削減にもつながります。
セキュリティ面におけるコストなどの自社負担は一切なく、それでいてきちんと安全な環境を整えてくれているので安心して利用できるのです。
SaaS導入メリットについてさらに詳しく知りたい方は、弊社にご相談ください。
https://www.strategit.jp/contact/
SaaS導入で期待できること
SaaSのメリットは把握できましたが、導入することでどういったことができるのか展望を知ることも今後導入を検討するうえで必要になるでしょう。
SaaS導入で期待できることとして、まずは業務の効率化が見込めます。
従来とは違い、クラウド上にデータを保存してどこでもアクセスし利用できる環境となるので、大きな業務効率化が期待できるでしょう。
また、ストレージ容量の心配をする必要もなくなるので、グループウェアなどコミュニケーションを容易にしてくれる点も魅力です。
さらに、自由に利用者数を増減させることができるのでビジネスの変化に応じての運用にも期待できます。
従来の自社ソフトウェア運用の場合、サーバー利用者数を増やすにはまずサーバーリソースなどを増強させる必要がありました。
また、お試しで増やして必要なければ状況に応じて減らすといったような、ビジネスの変化に柔軟に対応して運用することはほぼ不可能です。
運用を切り替えるたびにコストが生じるため、従来の自社ソフトウェア運用は難しいものでした。
しかしSaaSであれば、契約内容を変更するだけでサーバーリソースの増強を可能とします。
必要なければ後からライセンスを減らすことも可能です。
さらに、一度に増強したことによる効果が不透明であれば、使用期間を設定する方法もあります。
使用期間中は一部社員で運用し、効果を見込める見通しがたてば全社へ展開するといったように、段階を踏んで利用することも可能です。
利用者数を自由に増減でき、工夫次第では効果的な運用と展望が期待できるので、SaaSは非常に大きな魅力をもちます。
SaaS導入までの流れ
SaaSの導入を本格的に検討するためにも、導入する手順についても押さえていきましょう。導入までの流れとしては、以下のような手順で行います。
- 事前準備
- ベンダーとの打ち合わせ
- 提案内容確認
- 試用期間
- 契約、運用開始
まず最初の手順としては事前準備が必要です。そのためには、運用担当者を決めましょう。
これをもとに企画や要件の整理を行い、自社の業務課題や今後の展望に対して対応できるかどうかを判断します。
対応できそうな製品がいくつか揃ったら、どれが最も効果を発揮してくれるかを比較検討しましょう。比較が終わったら、ベンダーとの打ち合わせを行います。
SaaSベンダーに問い合わせし、自社に必要となる機能や要件をきいてもらって、今後運用を可能とするか打ち合わせを行いましょう。
この時に、セキュリティ面の問題やサービスが自社の基準に見合っているかも確認しなければなりません。
ベンダーへ情報共有が終わると、ベンダーからの提案内容がもらえます。提案内容を確認し、提示した要件・要望・コスト・セキュリティ品質など条件と予算が満たしているかを確認しましょう。
合わせて、トライアルに踏み切るベンダーを絞り込むことも大切です。次のステップはいよいよトライアルになります。
トライアルには2週間から1カ月を想定しておきましょう。候補のベンダーから製品を受け取ったら、今後利用ユーザーに実際に利用してもらいます。
ここでは、業務要件や今後も利用を続けるかといった基準だけでなく、操作性などにも注目して評価しましょう。
トライアル期間が終われば、実際にこれから本格利用を行うベンダーを選び契約します。
契約を結んだ後は、導入スケジュールを計画しユーザーへの説明会を開くなど利用開始に向けて動きましょう。導入はこのような流れで進んでいきます。
SaaS導入例
SaaSが実際に導入されている事例についても把握していきましょう。
導入事例を押さえておけば、自社導入へのイメージや導入後の効果も想定することができます。
SaaS導入の代表的な事例としては、最も身近なものとしてoffice365が有名です。 office365は、インターネットを介してオンライン上でofficeソフトと同様のWordやExcelを使用できるサービスになります。
2010年頃まで主流だったのは、PCにインストールして使用するものでした。
家電量販店などでパッケージ製品を購入するか、あるいはオンライン上でダウンロードしてPCで使うことが求められるサービスだったのです。
それに対し、2011年以降に提供されたoffice365では毎月の定額料金を支払うことでパッケージ版と同様のツールを使えるサービスになっています。
インターネットにつなぐことができれば、PCやタブレットなど複数の端末での使用を可能とし、場所を問わず使える点が特徴です。
SaaSの代表的事例といえます。
SaaS導入前のポイント
具体的な導入事例などを把握し、SaaSの導入に向けて検討し始めた人も多いかもしれません。
しかし、本格的に導入を考えるのであれば、導入前にしっかりと吟味する必要があります。
ここでは、SaaS導入前に押さえておくべきポイントを紹介するので参考にしてください。
導入目的を明確にする
導入前には、まずは目的を明確にしましょう。
SaaS導入を行うことで社内ではどういった業務を効率化したいのか、あるいはアプリケーション開発に集中したいのかなど目的をはっきりさせる必要があります。
目的によっては、SaaSが適しておらずPaaSやIaaSが適切なケースもあるでしょう。
導入目的を明らかにして、SaaS導入で目的が達成されそうかどうかを明らかにしておく必要があります。
社内の課題を明確にする
目的同様に社内の課題を明確にすることも重要なポイントです。
社内の課題が明確にできていなければ、適切なシステムを選ぶことはできません。
また、SaaS導入後になって思っていたような結果と違うというような状況になっては、せっかくかけたコストが無駄になってしまいます。
SaaS導入前には社内の問題を洗い出し、何が課題なのかを明らかにしましょう。
運用ルールを決める
導入前には運用ルールをあらかじめ決めておくことも必要です。
運用ルールなどはシステムの導入後に決めたらよいと考える人もいますが、新たにシステムを導入した際には非常に多くの作業が発生します。
例えば設定や検証など、必要な作業が思わぬタイミングで発生するものです。
そのため、導入後に運用ルールを決めていては対応が遅れてしまいます。
導入までには、担当者・役割分担・専門のシステム担当にするのか兼業にするのかなど、ある程度のルールを決めておくことが重要です。
導入前のポイントも含め、SaaS導入にお悩みの方は弊社にご相談ください。
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リンク:https://www.strategit.jp/consulting/
SaaS導入時にはいくつか注意点もあります。
これらを把握していないと思わぬトラブルを引き起こす可能性もあるので、しっかりと注意点について把握しておきましょう。
セキュリティの強度を確認する
ひとつ目の注意点としては、セキュリティ強度を確認することです。
クラウドサービスは、ベンダーがセキュリティについても保守・運用しています。
そのため、高いセキュリティ強度を誇るものが多いです。
しかし、それでも十分なセキュリティであるかはわかりません。
強固なセキュリティでなければ、個人情報などのデータの流出が起きてしまい会社の信用を一瞬でなくしてしまいます。
また、クラウドサービスのセキュリティ強度は十分でも、自社のセキュリティポリシーにマッチしているかが併せて重要です。
特定データへのアクセスが限られた人物しかできないなど、独自にセキュリティポリシーを設定していることもあります。
この条件にマッチしなければ、SaaSの運用は円滑なものにはなりにくいでしょう。
セキュリティポリシーと相性のいいSaaSであるかどうかも合わせて注意しておきましょう。
ランニングコストを把握する
SaaSを運用するにあたってのランニングコストを把握することも忘れてはいけません。
SaaSはサブスクリプション制度により毎月一定額を支払えば、非常に簡単に運用することが可能です。
しかし、大企業のグループ全社・全社員分の導入ともなれば、かなりのコストになります。
これが毎月なのでランニングコストは多大なものになるでしょう。
SaaSを運用するのであれば、必要最低限の社員分だけ運用するなどの方法もあります。
そのためにも、判断材料となるランニングコストはしっかりと把握しておきましょう。
機能の汎用性を確認する
機能の汎用性についても確認が必要です。
SaaSは低コストで簡単に導入できる点が特徴ですが、汎用性は比較的低い部類のサービスになります。
そのため、自社が必要とする機能が搭載されているかはもちろん、今後対応できるのかという汎用性の高さについても注目しておきましょう。
SaaS導入を検討しているなら
SaaSは、今では多くの企業で欠かせないクラウドサービスのひとつになっています。
しかし、導入前には自社の課題など確認すべき情報が沢山あります。
また、導入時の注意点を踏まえて、自社にあったサービスを選ぶ必要もあるでしょう。
とはいえ、SaaSの導入や運用については専門的知識がなければ、把握できない情報も沢山あります。
もし、SaaS導入を検討している方や、導入にあたって悩んでいるのであればSaaS導入のコンサルティング会社である弊社に一度ご相談ください。
専門の担当者が、綿密なヒアリングのもと悩みの早期解決・最適なサービスの提案を行います。
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SaaSを導入して企業の課題を解決しよう
SaaSは、企業の課題や今後の展望に大きく貢献できるクラウドサービスです。
しかし、その特徴や注意点を把握しなければ、数あるサービスの中から自社に最適なものを選ぶことは難しいでしょう。
導入に失敗し、利用を辞めてしまった会社も少なくはありません。
そのような失敗を起こさないためにも、ぜひ弊社に一度相談し、一緒になって最適なサービスを活用していきましょう。
SaaSは連携開発をすることで効果を発揮する
業務効率化を目的として、業務・部署別に複数のSaaSを導入する企業が増えています 。
しかし、それぞれのSaaS単体では、その効果を最大限に発揮することはできません。
SaaSは連携開発することで、よりその効果を発揮するのです。
SaaSに関する多くの悩み
SaaSは手軽に導入でき、業務効率化や働き方改革などへの効果が期待できます。
しかし一方で、SaaS導入によって業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題も発生しています。
- SaaSを導入したいけれど、「どの課題」に「どのツール」が最適かわからない
- SaaSを導入したものの、複数利用の影響で連携や効果的な運用ができていない
- SaaSを導入したものの、かえって業務量が増えてしまっている
このような悩みをお持ちの方は弊社にお任せください。
SaaS導入にお困りの方へ
SaaSの効果を最大化するためには、既存の業務プロセスの見直しや、最適な業務のあり方の再構築が必要です。
しかし、「課題をどのように見直すべきか」「何が解決すべき課題か」を明確にすること自体、困難に感じる企業も少なくありません。
そのような企業課題を解決するために、弊社はSaaSのメリットを最大限活用した導入支援を行っています。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。
それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。
しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
そこで弊社は、事業のスケールに貢献することを目的として「MasterHub」を提供しています。
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SaaS連携でお困りの方へ
SaaS導入によって、業務間の連携・部署間の連携・データの統合・マスタのチェック等が滞り、かえって業務量が増えてしまうという課題が発生しています。
業務の効率化を目的として導入しても、それではSaaS本来のチカラを発揮することができません。
弊社が開発・運営する「SaaStainer」は、この課題を解決しSaaSの本来のチカラを引き出します。
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