API開発は準備・設計が非常に重要!具体的には何するの?

自社ソリューションにAPIを作ることになったけど、何から手をつければいいか分からない。ネットで調べても自社に当てはまる情報がなくて困っている。。。

本日はそんなAPIでお悩みの方に抑えていただきたいポイントをお話ししたいと思います。

こんなお悩み、ありませんか?

・APIの知見がなく開発ができない

・APIを開発する上でどのようなAPIがあるとよいのかわからない

・認証やセキュリティーをどうすればいいのか分からない

・APIのケーススタディをどこまで想定すればいいのか分からない

・必要なテスト環境を整えるのが難しい

APIを作って公開したらみんなが使ってくれると思ったら大間違い。

ただ作るのではなく、開発者にとって使いやすい「汎用的で拡張性がある」APIを準備しなければ誰も使ってくれない「無駄なAPI」となります。

まずは下記3つのポイントを踏まえ検討していきましょう。

公開する目的

 ※APIを公開する目的・価値・ビジネスモデルを明確にする

  →社内社外どちらに向けたAPI? 有料/無料どちらで提供する?など

利用者を想定する

 ※開発者、パートナー、エンドユーザーなど具体的に誰が使うAPIなのか明確にする

  →ソリューションの内容にかかわらず、toBなのかtoCなのかまたは両方なのか

   ターゲットにより開発が変わってくる。

  →APIを利用することでエンドユーザーにどのようなメリットを提供し、どのような業務課題が解決できるか

連携効果 

 ※連携するソリューションをイメージして何を提供するAPIなのか明確にする

  →ユーザーニーズは把握しているのか?

   連携することで得られる効果(アップセル?チャーン防止?)など

ポイントをきちんと押さえる事で、CS(顧客満足度)向上、業務効率化だけではなく新たなビジネスチャンスの拡大が見込めます。

SFA事業者が名刺管理ソリューションとの連携開発の事例

名刺情報の自動入力で業務負担を軽減

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【準備】

①目的:社外ユーザーに向け無料公開

②想定:toB向け

③連携効果:新規ユーザー獲得、チャーン防止

      手動入力から自動入力へ

【設計】

・仕様書作成

市場調査→ベンチマークとなるソリューションを調査→複数のケーススタディを想定

・要件整理→名刺のどの項目がCRMに連動するとよいか設計

※名刺

【会社情報】

  ∟屋号、郵便番号、都道府県、市区町村、番地、ビル名、電話番号、FAX、URL

【担当者情報】

  ∟姓、名、姓(フリ)、名(フリ)、部署、役職、メールアドレス、携帯番号、営業担当名

・連携の条件

会社情報のURLと担当者情報のメールアドレスのドメインを参照し、同一であれば自動でマージされる

 

SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ

多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。
それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。 しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。

ストラテジットは「AIとSaaSの力をすべての企業に」をミッションに、連携プラットフォーム『JOINT』のプロダクトを展開しています。

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これらのソリューションを通じて、ベンダー・利用企業双方に「つながる価値」を提供します。

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この記事を書いた人

株式会社ストラテジット