(エンジニア向け)APIvsCSV連携! API連携時に考慮すべきポイント

今まで連携と言えばCSV連携でしたが、最近は社内外に限らずAPI連携の需要が高まっています。

その理由として利便性、セキュリティー性、保守性の担保と向上等、数多くの理由が上げられます。

では、従来のやり方(CSV連携)では何がいけないのでしょうか。本コラムでは、実際にAPI連携する際の方法や、メリット・デメリットを紹介します。

 

そもそものAPI連携についてはこちらをご確認ください。

 

API連携のおおまかな手順

まずはAPI連携の大まかな手順について説明いたします。

基本的にはAPI連携を行う場合はプログラムを書かないといけません。

ほとんどのSaaSはREST APIを提供しているため、プログラムの言語は問いませんが、ある程度プログラミングができないと活用するのは難しいです。

 

プログラムの処理の基本的な流れとしては下記となります:

 

①連携先と連携元で何らかの方法で認証を行う - 大まかに認証方法は二つ存在します:

        • OAuth1.0/2.0での認証
          • ユーザーが普段使用しているのと同じ画面でログインし、連携の許可を行います。
        • APIキーでの認証
          • SaaSの管理画面でAPIを使用するキーを発行します。

認証処理の結果得たトークンを使用して、APIのリソースにアクセスします。

        • SaaSのデータをREST操作で取得・追加・編集・削除します。
        • APIによっては使用制限レートが実装されており、リクエストの数をスロットルする場合が多くあります。

③連携元APIから取得したデータを変換し、連携先にデータを追加・更新・削除します。

        • 連携元と連携先のデータ形式が相違する場合が多いため、プログラムでそのデータ加工を行ってから連携を行います。

④連携解除を行うタイミングで各サービスのアクセストークンの破棄を行います。

以上ご説明した点はCSV連携を行う際には手動でやる作業となるのですが、
API連携で実現することによって、全て自動化できるようになります。

 

 

API連携時に考慮しないといけない点(メリット、デメリット)、CSV連携と違う点

次はAPIとCSV連携の各デメリットとメリットについて説明したいと思います。

 

■CSV連携

CSV連携のメリット

    • APIが存在しなくともデータのインポートが可能
      • インポート・エクスポート先にAPIが存在しなくともデータのやりとりがSaaS同士で可能となります。
    • 一括でのデータ更新が可能
      • 無論、データを一件一件目視で確認し、手動で更新するよりは断然早くて、ヒューマンエラーが発生しづらい

 

CSV連携のデメリット

    • SaaS同士のデータ移行の際、自前の手段でデータフォーマットの変換を行う必要がある
      • データのエクスポート先とインポート先のフォーマットが合っている可能性はかなり低いため、SaaSとSaaSの間での相違点を全てExcel術で対応する必要があり、かなり手間がかかります。
    • 基本的に自動化できない
      • データの準備からインポート、チェックまでの作業を全て人間がやる必要があり、簡単なマスターデータ移行でもかなり時間がかかります。
    • ファイルのバージョン管理が煩雑となる
      • どのファイルが最新のマスターデータがわからない場合が多いです。

                                    などなど


■API連携

API連携のメリット

    • 手作業の工数を大幅に減らすことが可能
      • 今まで人間がやっていたものをシステムに置き換えることで効率性と正確性を向上して、タイムリーなデータ連携が実現できるようになります。
    • セキュリティー性に優れている
      • ユーザーがデータを落として出したり入れたりする必要がなく、全てHTTPS通信(暗号化された通信)でデータのやりとりを行え、機密情報漏洩の防止となる。
    • 業務に合わせられる
      • CSV連携の場合は、データの連携方法に業務を合わせる必要があるのですが、API連携の場合は業務に合わせ連携を設計することが可能となります。
    • その他CSVの利点もAPI連携にも該当します。

 

API連携のデメリット

    • 開発者じゃないと使用できない場合が多い
      • 基本的にはプログラムを書かないと使用できません。
      • iPaaSを使うという手もありますが、一般ユーザーが簡単に使えるiPaaSが世の中にはあまり出回っておらず、存在したとしても値段がお手頃ではないケースが多く見られます。
    • 連携処理を行っているシステムがダウンする可能性がある
      • 基本的にクラウドで連携処理を行うことが多いため、ホストされているクラウドサーバーに何らかの不具合が発生した際に、連携処理が止まる可能性があります。
      • 連携先と連携元のシステムがダウンするケースもあります。
    • エラーが発生した時にプログラムを修正しないといけない場合が多い

 

Master Hubなら面倒なことを一挙に解決します。

さて、ここまでAPI連携の基本的なやり方について紹介し、CSV連携との相違点と比較説明を行いましたが、最後にMaster Hubを使用することでAPI連携のデメリットをどうやって払拭できるかを紹介いたします。

Master Hubを使用する場合、プログラマーじゃなくてもAPI連携が実現可能となります。認証処理、APIとのやりとり、機密情報の暗号化など、従来であれば手組みで一から作らないといけない仕組みをMaster Hubがすでに標準機能として搭載しています。

Master Hubを使用すると、連携元、連携先のSaaSに通常通りログインし、簡単な連携設定をすることで、貴社の業務に合わせた連携フローが実現可能となります。もしMaster Hubの既存のフローで業務に対応できない場合はカスタマイゼーションが可能となっています。

また、これまでエンジニアが貼り付いて行ってきたエラー監視と不具合の対応はMaster Hubであれば、標準サービスとして提供していますので、柔軟かつ迅速にエラーの察知から解決まで支援が可能となります。

 

結論としましては、API連携でもデメリットはあるものの、Master Hubを導入することで一挙に解決することができ、貴社の業務を最大限まで効率化できます!

 



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以上が「(エンジニア向け)APIvsCSV連携」についてのご紹介でした。

 

次回は非エンジニア向けのAPI連携開発工程についてご紹介します。

コラム公開予定日は4/27(火)となります。

 


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「SDKとは?」 SaaS連携の専門家が分かりやすく解説!

「えすでぃーけー(SDK)ってなんかかっこいいねーー?」

満開の桜を眺めながらベンチに座っていると小学生くらいの男の子がジュースを飲みながら話しているのが聞こえてきた…確かに小学校でプログラミングの授業がスタートしているとは聞いていたが。。。

色々な食事屋で「SaaS」や「iPaaS」等について語り合ってきたおじ様はいたけれども。

 

という事がおこる可能性もありますよね。
このコラムを読んでおけば、桜が散る前に説明を終える事が出来るかもしれません。

 

「SaaS」導入から“活用”する段階に入ると、非エンジニアの方でも耳にするようになる「SDK」。
いったい何なのか分からない!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このコラムを読んで、それぞれの単語についてぜひ理解してみてください。

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SDKとは

・単語の成り立ち :『Software Development Kit』の頭文字をとって形成された単語
         直訳は「ソフトウェア開発キット」となります。
・読み方     :「エスディーケー」
・意味      :特定のシステムに順応したソフトウェアを作成するために必要な文書、
         プログラムなどをまとめてパッケージ化したものです。
・SDK代表例   :Windows SDK、iOS SDK、FBX Software Developer Kit、
         Unreal Development Kitなどが挙げられます。

もう少し詳しく説明していきます。

現在多くの企業でアプリケーションソフトウェアや、WEBサービスの開発が行われています。
WEBサイトやアプリケーションソフトを作成するためには、何もないところからソースコードを書き、組み立てていく必要がありました。
ですが、高度なプログラム知識が必要なうえに、完成度の高いものを作るためには、膨大な時間をかけなければならなかったのです。
さらに一からコードを記入すると、データ容量が増えて重くなり、使いにくくなってしまう可能性もあります。
このため多くの開発会社では、白紙の状態からではなく、必要な部品や要素をまとめた【SDK】を使用してアプリケーションを作成しています。

 

さらにSDKの中には、APIやサンプルコード、基本的なテストプログラムを搭載したサービスもあります。
これらを応用させて、より実用的なアプリケーションを作れるというわけです。
そのうえSDKで提供されているプログラムは、既存のソフトウェアへ追加できるため、機能の追加や品質保持にも数多く使われています。

SDKは主に、プログラミング言語やOSなどの製作者から提供されています。
彼らはソフトウェア開発をしやすくすることで、自分たちの開発した環境を使ってもらい、ブランド力やシェアを高めたいと考えているのです。

このように開発側と提供側の双方にメリットのあるSDKですが、バグが含まれていることがあったり、導入によってかえって使いにくくなってしまったりというデメリットもあります。また、他の部分に干渉してエラーが発生する危険性があることも忘れてはなりません。

 

また、SDKの中には有料で提供されているものもあるほか、バグやアップデートへの対応が必要になるため、場合によっては一から制作するよりもコストが掛かります。
そのためSDKを利用する際には、多々あるサービスの中から吟味して、必要なものを正しく選択する必要があるのです。

 

SaaS事業者向けSDK「Master Hub」とは

ここまで読むと、

ユーザー目線では「今後色々なSaaSからSDKが提供されないかな。。。」

SaaS事業者側は「SDK開発したいけど保守がめんどうなんだよな。。。」

と思われると思います。

 

弊社(StrategIT)では、iPaaSの1つとして検索にヒットし、お問い合わせいただく事が多い「Master Hub」というツールを提供しています。
この「Master Hub」は日々進化を遂げ、様々な機能を持ち合わせており、SaaS事業者専用のSDK開発をご提案が可能となっております。
このコラムでは『「SaaS事業者向けのSDK開発」の為のコネクター』とご認識いただくと分かりやすいかと思います。



<「Master Hub」紹介ページ|画像かこちらをクリック

 

 

各社がSDKを用意する事で、

ユーザーは「関連したアプリや機能ができる・より使いたくなるSaaSに」

SaaS事業者は「SaaSの価値が高まる・より選ばれるSaaSに」

になると考えています。
そんな世界を実現するために「Master Hub」がある事を知っていただけたら幸いです。

 

「SDK」がもっと増えることで、ユーザー、SaaS事業者共にメリットのある世界線を見出していきましょう。

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以上が「SDK」がどういうものなのかという説明になります。

 

次回はAPI連携開発についてご紹介します。

コラム公開予定日は4/15(木)となります。

 


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スペシャルゲスト執筆特別企画!「ワクフリから見たマネーフォワード クラウド請求書×kintone コネクター」

スペシャルゲスト執筆特別企画!「ワクフリから見たマネーフォワード クラウド請求書×kintone コネクター」

この特別企画では、開発した連携アプリについて、クライアント様視点で見える課題や機能利点などをお話いただきます!

 

栄えある第1回目のゲストは、株式会社ワクフリ(https://wakufuri.com/) 代表取締役 髙島卓也様です。

株式会社ワクフリ
代表取締役 髙島卓也様

 

髙島様よろしくお願いいたします。

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①ワクフリ紹介

株式会社ワクフリは、バックオフィス業務の効率化支援・クラウド活用サポートサービスを行っている会社です。
今ある業務を洗い出して整理し、最適なフローを作成。
その企業に合わせて必要なITツールを選定して導入し、社内に定着するまでのサポートを行っています。業務の無駄をなくして最大限の効率化を目指していくことで、働きやすい環境づくりのお手伝いをしています。

 

 

②連携アプリを企画するまで
(なぜ今回のマネーフォワード クラウド請求書×kintoneの連携アプリが必要なのか)

もともと、クライアントの業務改善の中でkintoneで作成した顧客管理・営業管理システムやマネーフォワード社のマネーフォワード クラウド請求書を導入する場面が多くありました。ですが、この2つのサービスが連携していないためkintoneとマネーフォワード クラウド請求書の間で間接業務が発生してしまうことが課題でした。

すでにkintoneとマネーフォワード クラウド請求書を連携させるアプリはありますが、使いやすさと現場目線をさらに重視した、中小企業様にも提供しやすい形でのアプリが必要だと思ったんです。
ストラテジットさんでしたら、ベンダー目線ではなく現場の目線に合わせてより多くの方々に使っていただけるアプリを開発してくれると確信していましたので、今回連携アプリを企画させていただきました。

 


③kintoneとマネーフォワード クラウド請求書について

【このアプリで何が解決できるのか?】

このアプリでは、【顧客管理→案件管理→請求管理→請求書発行→会計仕訳作成】までを一気通貫で紐付けることができます。手間が省けて転記ミスも起きず、一度も紙を発行することなくできるので在宅勤務も可能になります。
つまり、データリレーションを可能にすることでアナログな間接業務をできるだけ減らせるということです。


私たちは【顧客管理→案件管理→請求管理】まではデータベースで管理できると考えています。売上計上から請求書を発行していくことは、kintone単体でも可能ですが、最終的には会計まで自身で紐付けていかなければいけません。マネーフォワード クラウド請求書からマネーフォワード クラウド会計まで紐付けるためにはkintoneとマネーフォワード クラウド請求書の連携を行うことで可能になります。


【ワクフリがフォローできる部分】

アプリを正しく運用するための人のフローやルール、アプリ自体の設定を最適に行い、業務改善につながるようにするための業務設計をすることが可能です。「誰がどのタイミングでkintoneに情報入力し、どのタイミングで請求書に連携するか」などの業務フローを設計し、アプリを正しく運用して生産性をあげる役割を担います。

 

 

④髙島さんが考えるSaaS活用の重要性/SaaStainer(サーステイナー)の良さ/なぜSaaStainerに載せて良いと思ったか

【SaaS活用の3つの重要性】

①システム導入の費用が安価なため小規模企業でも導入しやすい
②人がやるべき仕事をITが代わりに行うことで人手不足解決につながる
③働き方の多様性に対応できる(在宅勤務など)
上記の理由から、SaaSを活用する体制をつくることは今後企業にとって重要になると考えます。

【SaaStainer(サーステイナー)の良さとは?】
世の中にあるいろいろなSaaSの業務アプリは単体では発揮できない機能面が多々あると思います。SaaStainer(サーステイナー)がSaaS同士を繋げることにより、SaaSの機能面を向上させる可能性は大変大きいと感じています。

【なぜSaaStainer(サーステイナー)に載せて良いと思ったか?】
弊社では、今までさまざまな中小企業の業務改善を支援しました。
今回のアプリには、現場で起こるあらゆる課題を解決・改善してきたノウハウの一部がつまっています。

弊社が、一社一社のクライアント様に対して業務の改善を実施しても、支援できる先の数は限られています。このアプリをSaaStainer(サーステイナー)に掲載していただき、より多くの中小企業さまにノウハウをご提供し、お役に立つことが私たちの喜びです。

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髙島様、ありがとうございました!

 

マネーフォワード クラウド請求書×kintone コネクターは下記よりご利用いただけます。

<マネーフォワード クラウド請求書×kintone コネクター>

接続方法は「マネーフォワード クラウド請求書×kintone コネクター」ヘルプよりご確認くださいませ。

 


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「iPaaSって何?PaaSと違う?IaaSの誤字?」iPaaSとは? SaaS連携の専門家が分かりやすく解説!

「iPaaSってPaaSとIaaSがヒュージョンしたのかな?」

この間の中華料理屋では例のおじ様と語りつくしたな。じゃあ今日はパクチーをいっぱいのせたトムヤムクンヌードルでも食べようかなと思って入ったタイ料理屋でまたおじ様に遭遇し、出会い頭に話しかけられました・・・

という偶然がないとは言い切れませんよね。
このコラムを読んでおけば、麺がのびる前に説明を終える事が出来るかもしれません。

 

業務システムを部分的に利用する企業が増えたことで、「連携」が必須となり、同時に課題となっています。「iPaaS」はそんな課題にお役立ちできるサービスなのです。しかし、”iPaaSとはなにか教えて”と言われると、なかなか説明は難しいのではないでしょうか。

 

このコラムを呼んで「iPaaS」についてぜひ理解してみてください。

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「iPaaS」とは…

・単語の成り立ち:(Integration Platform as a Service )の頭文字をとって形成された単語です。

         直訳は「サービスとしての統合プラットフォーム」となります。

・読み方    :「アイパース」

・意味     :オンプレミスまたはSaaSサービスの複数システムでばらばらで管理している
         情報を連携・管理できるサービス、または形態のことを指します。

・iPaaS代表例  :Zapier、Data Spider Servista、IFTTT、Anyflow、workato、
         BizteX Connect、ActRecipe、Microsoft Power Automate、Celigo等

 

もう少し詳しく説明していきます。

そもそもなぜiPaaSが必要なのか
SaaSのコラムでも記載したように、SaaSは「必要な時に、必要な機能を、必要な分だけ」使うかを選ぶことができるため、昨今では業務毎に異なるSaaSを利用するケースが多くなっています。
例)顧客管理システムはHubspot、ワークフローシステムはコラボフロー、会計システムは会計freee等

 

複数のSaaSを利用する場合、それぞれで記載した情報を連携できないと、手作業で転記したり、自社又は社外エンジニアに依頼して連携できるプログラムを開発する必要があり結果、作業コスト・発注コストが発生します。
近年ではAPI(Application Programming Interface)というSaaSの一部分の機能を共有して利用できる仕組がありますが、そもそも利用しているSaaSがAPI情報を用意/公開していないとAPI連携することはできません。
API連携を使って情報連携ができない場合はCSVデータを都度ダウンロードし、連携相手が受け取れるCSVデータの形式に変換し、インポートするか、それも出来なければ手作業・RPAまたは連携プログラム開発になってしまいます。

 

iPaaSはこれらの課題を解消する為に、主にAPIを活用して連携し、業務を自動化することができます。
連携設定テンプレートが豊富にあるiPaaSもあれば、分かりやすいUIで簡単な操作で設定することができるiPaaSなど、ノンプログラミングでも連携設定ができることがメリットとして挙げられます。

 

一方で、規模が大きい企業では情報システム部所属のエンジニアで対応できますが、専任エンジニアがいない企業では非エンジニアの各担当者(営業担当者、購買担当者、バックオフィス担当者等)が設定する必要があります。しかし、ノンプログラミングで連携設定ができるとはいっても非エンジニアの方にはハードルが高く、その後の運用・メンテナンス・管理まで対応することが困難である点はデメリットとして挙げられます。

各社のメンバー構成、スキル、業務量に応じてメリット、デメリットをしっかりと理解したうえで判断する必要があります。

 

SaaS事業者向けiPaaS「Master Hub」とは

では、エンジニアが社内にいない、iPaaSを活用しきれいというユーザーは複数のSaaSをどう活用していけばいいのでしょうか。
答えは簡単です。

「既に連携機能を備えているSaaSを選ぶ」もしくは「連携アプリを活用してSaaS同士を連携する」方法です。

 

弊社(StrategIT)では、iPaaSの1つとして検索にヒットし、お問い合わせいただく事が多い「Master Hub」というツールを提供しています。
「Master Hub」は日々進化を遂げ、様々な機能を持ち合わせていますが、このコラムでは「SaaS事業者向けのiPaaS」とご認識いただくと分かりやすいかと思います。

 



<「Master Hub」紹介ページ|画像かこちらをクリック

 

 

 

先述の「既に連携機能を備えているSaaSを選ぶ」為には、SaaS事業者側で「連携機能を備える」為の開発をする必要があります。
ただ、SaaS事業者としては提供しているSaaS自体の機能アップグレード・新機能開発する活動をしてユーザー満足度を向上させる為の活動が先決です。
SaaS事業者の困難はこちらで紹介しているのでぜひご覧ください。

そのSaaS事業者がより工数を抑えて開発できるように作られたiPaaSが「Master Hub」です。
iPaaSは以前から普及しているものの、ユーザー向けだけでなく、SaaS事業者向けのiPaaSもあるという事を知っていただけたら幸いです。

「iPaaS」は扱いにくいというわけでは決してありません。
状況・メリット・デメリットを理解した上で最大限に活用していきましょう。

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以上が「iPaaS」がどういうものなのかという説明になります。

 

コラム内にでてきた「SaaS」や異なるSaaSの利用事例の記事は下記リンクから見れますので、まだ見ていなかったという方は是非ご覧くださいませ。



<「SaaS」該当コラム|画像かこちらをクリック

 


<「弊社のSaaS利用事例」該当コラム|画像かこちらをクリック

 

次回は弊社が開発した新しい連携アプリについてご紹介します。

コラム公開予定日は3/31(火)となります。

 


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こんなチャット連携アプリが欲しかった!SlackだけでChatworkのやり取りもできる!?『Chatnect』(チャットネクト)が提供する価値とは

2021年3月16日に、Slack×Chatworkの連携アプリ『Chat.jp』がリニューアルし、本製品版として『Chatnect』(チャットネクト)が正式にリリースいたしました!

・返信したと思っていたが実は忘れていて、先方からの連絡で気づいた。。。
・色んなビジネスチャットツールを使っていて正直もう、どこでやりとりをしてたか分からなくなってきている。。。
・「このビジネスチャットツールしか使いません!」って言いたいけどそんなことできないしな。。。

一度や二度は、そんな事を思った事がある方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムは【そうそう!ビジネスチャットツールって便利だけど、運用面でめんどうな事が発生していたんだよなー】という方に向けて、解決する方法を解説していきます。

 

なぜ冒頭の課題が発生するのか

まずそういった課題がなぜ発生するのでしょうか?

ビジネスでのコミュニケーション方法がメールからチャットに移行しており、IT企業を中心に「メールはあまり見ない」状況に近づいています。
また、新型コロナの影響でリモートワークや在宅勤務が推進され、ビジネスでのコミュニケーションの在り方が根本から見直される契機にもなっています。
そのような中で取引がスタートする際、自社ではチャットツール「A」を使っているけど、取引先はチャットツール「B」を使っているから、今回は取引先の意向を組んでチャットツール「B」を使ってコミュニケーションをとる事になってしまった。というケースは少なくありません。

例えばMicrosoft officeが主流になった時のように多くの企業で「ビジネスチャットツールといえばこれ」というツールが生まれていれば良かったですが、Microsoft officeほど共通認識として挙げられるビジネスチャットツールは現状ないと言えるでしょう。
また各社利用している業務システムが異なるため、利用している業務システムと円滑に連携できたりコストパフォーマンスが良いチャットツールが選ばれます。そのような理由により各社利用するチャットツールが異なるので、企業に合わせて複数のビジネスチャットツールを利用せざるをえない状況/課題が多々発生しているのです。

 

改めて課題列挙

・普段使用しないチャットツールだから使いにくい
・通知は来るけど都度ログインし直さないといけないから返信が後回しになる
・返信したと思っていたが、実は返し忘れてて、先方からの連絡で気づく
・様々なチャットツールを使うので、記憶が曖昧になる
・「弊社はビジネスチャットツールが統一されています」とはいってもやはり一部は他のチャットツールを利用するため、結果的に確認漏れが発生

こんな様々な課題を解決できるのが・・・『Chatnect』です!
『Chatnect』はビジネスチャットでも特に代表的なSlackとChatworkの連携ができます。

 

『Chatnect』ができる事

・SlackとChatworkのチャンネル/ルームを指定してほぼリアルタイムで連携

例)Chatworkで記入された相手のメッセージがご自身のSlackに表示され、Slackで返信内容を記載すると自動で連携し、相手のChatworkへ表示されます。

・チャンネル/ルームをN:Nで設定できる

例)複数人が参加しているSlackのチャンネルとChatworkのグループチャットを連携するとご自身以外の記入内容が、連携設定したチャンネルとグループチャットに表示されます。(参加者お一人が連携設定をするだけで連携設定可能)

・それぞれのチャンネル/ルームの連携に双方向、一方通行を設定可能

例)ChatworkからSlackへの一方通行の連携設定をした場合、Chatworkに記入された内容をSlackに連携し、Slackに記入された内容は表示されません。

・過去のやり取りを登録可能

例)過去にSlack側でやり取りした内容を、該当のChatwrokのチャットに表示させることができます。(最大100件)

 

現在『Chatnect』はSlackとChatworkの連携のみとなっていますが、今後は国内外を問わず様々なチャットツールと連携(connect)していき、グローバル利用が可能な連携アプリを目指して開発していきます。

 


このコラムみたら今すぐ利用したくなった!という方はぜひこちらから登録(無料)ください。
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まだまだ連携アプリという認知度が低いため、何度でもお伝えさせてください…!
最初は手出ししにくいかもしれませんが、決して怪しいものではありません!
「それぞれチェックすればいいから、いいか」はやめて、どんどん業務効率向上させていきましょう。

 

以上が『Chatnect』がどういうものなのかという説明になります。

 


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SaaS to SaaSのAPI連携ができない!?失敗する要因 Top3

弊社はSaaS to SaaS連携のスペシャリストとして、多くのSaaS事業者が直面している連携における課題と日々向き合っています。今回のコラムでは、その現場から、事業者の皆様がどこで他SaaSとの連携に困っているかの要因をお伝えすると共に、これらを乗り越えるべきポイントについて考察します。


■連携はSaaSプロダクトが生き残るための生命線

SaaSプロダクトにとって、他のSaaSと連携できることは、ユーザーに選ばれるための生命線といえます。ほとんどのSaaSプロダクトは単独でユーザーの社内業務全てをカバーするのではなく、特定の業務に特化したものです。(マーケティング、営業、会計、人事労務など)
そのため、これら複数のSaaSプロダクトがデータ連携できていないと業務の分断が発生してしまいます。例えば、マーケティング部門が創出したリード(見込み顧客)を営業部門に受け渡す際、MAツール→SFA/CRMが連携できていなければ、それぞれにリード情報を入力するために膨大な作業が発生することなどは容易にご想像いただけるかと思います。このように、連携ができていないと異なる部門/ロール間で業務を受け渡すたびに余計な作業が発生し、また誤入力など人的ミスのリスクに晒され続けることになります。

 

したがってユーザーにとっては、各SaaSプロダクトと自分たちが他に使いたいSaaSを連携できるかどうかが、新規導入や更改を検討する際の重要な選定基準になってきています。


■API連携で失敗する要因 Top3

これほど重要なSaaS to SaaS連携ですので、最近はSaaS事業者の間でも連携を推進する動きが活発になってきました。それと同時に、連携における課題も浮き彫りになりつつあります。ここで、このコラムのトピックでもある、「API連携で失敗する要因 Top3」を発表いたします。

1.そもそもAPIがない / 汎用的でない

なんじゃそりゃ!と思われるかもしれませんが、これは本当です。事実、まだAPIが無かったり、有ってもOpen APIにしていないSaaSプロダクトは山のようにあります。
また、せっかくAPIを作ったものの、特定のSaaSとしか連携できない仕様のものになっていて汎用性がないといった問題も散見されます。
加えて、プロダクト内部のデータベース設計の問題でプロダクトは1つなのに複数のAPIを出さざるを得ないなど、使いにくいものが用意されているケースも多くあります。

そうした状況ですので、仮に自分たちのプロダクトにはちゃんとしたAPIがあっても、接続したい先のSaaSがつながらないといったことも珍しくありません。この入口で躓いてしまうと、もはや通常のやり方では「詰み」となってしまいます。

 

2.エンジニアリソースがない/連携の経験がない

連携の重要性は認識しながらも、やはりSaaS事業者としては自社プロダクトの改善や機能追加のためにエンジニアリソースを優先したいものです。結果、他SaaSとの連携は後回しになってしまいがちです。
また、一口にAPI連携といってもその中には多くの技術的要素が含まれます。認証、コール回数のコントロール、マスターの統合、業務フローに適した連携内容など、複数の分野にまたがる専門的知識が必要なため、どんなに優秀なエンジニアの方でも、初めて取り組む際には膨大な工数が発生します。こうした技術的なハードルも連携開発を阻害する要因になっています。

 

3.連携をユーザー任せにしてしまっていて、結果使われていない

当然ですが、連携もできる・できないだけが問題なわけではなく、最終的にはそれがユーザーに使われないと意味がありません。しかし実態としては、多くのSaaS事業者は「うちはAPIを用意したから他SaaSとも連携できます!」というところで止まっており、実際のユーザーの活用はほとんど進んでいません。
なぜなら、API連携を自分たちで開発できるほどのリテラシーや技術力を持ち合わせているユーザー企業はほとんど存在しないためです。またiPaaSといった手段もありますが、そちらもそれ自体の使い方がわからない、求めている業務フローを実現できない、高額なので導入できないといった理由から普及が進んでいません。


■連携を実現するためのポイント

こうした課題を逆から捉えると、連携促進のためにSaaS事業者にとっては以下が重要であるといえます。

・「汎用的なAPI」を用意する。連携先にも用意してもらう。
・エンジニアリソースを確保して、連携を後回しにしない。
・エンジニアに連携知識をつけてもらう。
・APIだけ用意して安心せずに、Non-ITのユーザーでも使える連携を作る。

果たして、こんなことが可能でしょうか。日々奮闘しておられるSaaS事業者の皆様には「そうはいっても・・・」だらけで、単なる絵空事に聞こえてしまうかもしれません。


■ストラテジットのアプローチ

結論、弊社はこうした課題を全て乗り越えてきました。例えば以下のようなご支援をしています。

・まだAPIが無くてもいきなり連携開発しちゃう
・「汎用的なAPI設計」のアドバイザリー
・SaaS事業者のエンジニアが高速で連携開発できちゃう専用SDKの提供
・開発した連携をユーザーに公開するためのマーケットプレイスアプリストア(SaaStainer)
・開発した連携が正しく動作しているかのエラー監視、保守の運用代行

ちょっと何言ってるかわからない、といったものも含まれるかと存じますが、「SaaS to SaaS連携ならストラテジットに頼めばなんとかしてくれる」といった存在になれるように、あらゆる課題に挑戦しております。
弊社には、連携開発周辺、APIに関してはなんでもご相談いただけます。

詳しくは、当Webサイトの紹介ページをご覧いただくか、お問合せフォームよりお気軽にお声がけください。
・SaaS事業者様向け連携開発「MasterHub」
・お問合せフォーム


今回は、SaaS to SaaSのAPI連携で失敗する要因と、それを乗り越えるポイントをお伝えさせていただきました。連携におけるお取り組みにおいて、少しでもご参考になりましたら幸いです。
当コラムについてご質問等がありましたら、お問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。

 

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